台高 本沢川・黒谷(人見谷)

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 今回は、先月の集会に見学に来てくれた方の体験山行を、私たちが計画することになりました。
 
 場所は、台高・本沢川にある黒谷(人見谷)。
黒石谷や釜ノ公谷など、本沢川に存在する名だたる渓谷の影に隠れて、今まであまり省みられなかったようです。大迫ダムの湖岸に入っていて、近年、溯行者が目に付くようになったナメラ谷の隣りにありますが、出合から稜線まで楽しめる点において、こちらの谷の方が面白いと思います。
 
 黒谷は、巨滝やゴルジュなどはありませんが、そこそこの滝場もあって、台高の谷の雰囲気を味わう入門の谷として打ってつけだと思います。また、足慣らしに新緑の季節や、濡れたくない晩秋に訪れるのが最適な谷です。
  
 
 【日程】 11月13日(日)

【天気】 晴れ時々曇り
【メンバー】 シブ&コージ、体験山行参加者一名 (計3名)
 【報告者】 シブ
 
 尾根をルートファインディングして下山しても良かったのですが、今回は大台ヶ原ドライブウェイの料金所跡に車を一台デポ。もう一台で黒谷出合に向かいます。
 
 しばらく左岸に付けられた仕事道を辿り、適当なところで、入谷。左岸から滝を掛ける枝谷を見送ると、淵を持った見応えのある滝が現れました。左右どちらからでも巻けそうですが、私たちは左岸から巻きました。
 
 この滝を越えると、ゴーロが続きます。辺りには植林も見られ、仕事道の桟橋が谷を渡っていました。
 
 
 
 
 
 
  左岸からまた滝の掛かった枝谷が入ると、再びちょっとした滝場が続きます。それらを直登や軽いトラバースでこなして、次々に越えて行きます。
 
 体験山行者のH君は、フリーもやっていて、軽い身のこなしで先頭を切って登って行きます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 広い淵を持った滝。
暑い時期には釜に入って滝を登っても良さそうですが、右岸をへつって越えました。
 
 それにしても、体験山行者のH君は、足取りが速くて、私たちは着いて行くのが必死です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 右岸から枝谷が入った後の12mの滝。
 この滝もどちらからでも巻けそうですが、左岸から巻くことにしました。の発達はあまり見られない谷なので、どちらからでも巻けそうな滝が多いです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 標高575mで左岸から枝沢を迎えた後の屈曲部からいよいよ、この谷の核心部に入ります。
斜滝に続き、二条の滝が現れ、この辺り、畳み掛けるように滝が現れて楽しいところです。
ここでは載せ切れなかった滝がまだまだ続いていました。
 
 
 
 両岸に小規模ながらを抱えた10mの滝。
右岸の小尾根からも巻けそうですが、私たちは左岸から巻きました。この谷で唯一、高巻きらしい巻きです。
 
 この上で二又となって、左又には多条多段の滝が掛かっていますが、本谷は右又なので、右を進みました。
 
 右又に入ると、多段10mの滝が現れて、これはシャワークライミングで突破します。その滝の上でお昼にしたのですが、服が濡れていて寒かった。。
 
 
 
 
 
 
 標高850m地点にある二又の左又の方に掛かる二条の滝。この左又が本谷です。ザイルを出して、右側を直登りしようとしたのですが、悪かったので諦めて、二条となった間のところを、木の根を頼りに登って越えました。
 
 この滝を越えると、再び二又を迎えて、今度は右又を選びます。右又に入ると水流もなくなって、いよいよ詰めに入ります。適当なところで、右手の気持ち良さそうな尾根に出て、これを辿って稜線に登り出ました。
 
 
 稜線に出ると、後は伯母峰峠までなだらかな尾根を歩いていくだけです。40分ほ
どで車をデポして置いた料金所跡に到着しました。
 
 

投稿者: シブ

2003年12月大阪わらじの会入会

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