再訪・久瀬谷左又

この間、往古川・久瀬谷に行ったのですが、間違ってデジカメ写真を全削除。

連滝につぐ連滝、そしてハイライトの大滝登攀・・・なかなかいい谷だっただけに、かなりショックでした。

・・・ということで、もう一度、写真を撮りに行くことにしました。

dscf2204

出合からいきなり連滝帯に突入します。

大滝までに二つ巻かねばならない滝がありました。

斜面は脆く、浮き石に気を付けねばなりません。

 

 

dscf2215

左又大滝下段。上方に上段を望むことができます。

下段15mは左側をフリーで登って、上段前に立ちます。

 

 

 

dscf2220

大滝上段。

上段は約70mあります。

ここから登攀の開始!

 

dscf2230

1P目。左側の凹角を登る。

遠目に見たら、スラブっていると思いましたが、

意外と傾斜があって、登攀気分が味わえました。

 

dscf2237

2P目は、中段テラスから大テラスまで。

出だしのバランス悪い凹角から、のっぺりした岩の乗り越しが核心。

 

 

dscf2240

3P目は水流を渡り、カンテ状を弱点を突いて、頭まで登って行きます。

日差しをたっぷり浴びて、ぬくぬくとシャワークラ。

振り返れば、坊主尾根を眺めることができました。

 

 

dscf2257

大滝を越えても、久瀬谷は飽きさせません!

滝につぐ滝で、中弛み一切なし。

 

 

dscf2260

20m斜滝。

右側をフリーで登ったが、悪くてコージにお助けを出してもらった。

 

 

dscf2262

 

前回は380m二又で右又を詰めたが、今回は左又を詰めた。

本谷は右又だが、こちらの方が最後まで滝があって楽しめると思います。

写真はもう載せませんが、兎に角、水切れまで滝が切れません!!

 

 

 

dscf2279

下山時の尾根から尾鷲湾を望む。

 

尾根上には鉄塔の巡視路があり、これを利用すれば、快適に下山できました。

 

二度来ることになりましたが、この手の谷の中では、白眉と言えるでしょう。

台高の奥深さを感じさせます。

 

 

 

Click to rate this post!
[Total: 0 Average: 0]

2件のコメント

  1. 聞いたことのない谷でしたが、内容は凄く良さそうですね
    しかしデジカメ操作ミスで往古川まで再訪するのは凄いです!
    あのあたりは遠征とあんまり変わらないイメージで、行くのに気合がいります。僕の場合

    • 私も『秘瀑』を見なければ、行こうとは思わなったでしょう。
      検索してみると、名古屋●ccのがヒットしましたが、谷の詳細はなし。
      川崎さんはどこで大滝のことを知ったのか興味あります。
      ガイドに紹介されている他の台高の谷と比べても、面白い谷です。

      >あのあたりは遠征とあんまり変わらないイメージで、行くのに気合がいります。僕の場合

      ほぼ日本全体を日帰り対象と考えているK君に比べれば、まだまだ。