この間、往古川・久瀬谷に行ったのですが、間違ってデジカメ写真を全削除。
連滝につぐ連滝、そしてハイライトの大滝登攀・・・なかなかいい谷だっただけに、かなりショックでした。
・・・ということで、もう一度、写真を撮りに行くことにしました。
出合からいきなり連滝帯に突入します。
大滝までに二つ巻かねばならない滝がありました。
斜面は脆く、浮き石に気を付けねばなりません。
左又大滝下段。上方に上段を望むことができます。
下段15mは左側をフリーで登って、上段前に立ちます。
大滝上段。
上段は約70mあります。
ここから登攀の開始!
1P目。左側の凹角を登る。
遠目に見たら、スラブっていると思いましたが、
意外と傾斜があって、登攀気分が味わえました。
2P目は、中段テラスから大テラスまで。
出だしのバランス悪い凹角から、のっぺりした岩の乗り越しが核心。
3P目は水流を渡り、カンテ状を弱点を突いて、頭まで登って行きます。
日差しをたっぷり浴びて、ぬくぬくとシャワークラ。
振り返れば、坊主尾根を眺めることができました。
大滝を越えても、久瀬谷は飽きさせません!
滝につぐ滝で、中弛み一切なし。
20m斜滝。
右側をフリーで登ったが、悪くてコージにお助けを出してもらった。
前回は380m二又で右又を詰めたが、今回は左又を詰めた。
本谷は右又だが、こちらの方が最後まで滝があって楽しめると思います。
写真はもう載せませんが、兎に角、水切れまで滝が切れません!!
下山時の尾根から尾鷲湾を望む。
尾根上には鉄塔の巡視路があり、これを利用すれば、快適に下山できました。
二度来ることになりましたが、この手の谷の中では、白眉と言えるでしょう。
台高の奥深さを感じさせます。
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聞いたことのない谷でしたが、内容は凄く良さそうですね
しかしデジカメ操作ミスで往古川まで再訪するのは凄いです!
あのあたりは遠征とあんまり変わらないイメージで、行くのに気合がいります。僕の場合
私も『秘瀑』を見なければ、行こうとは思わなったでしょう。
検索してみると、名古屋●ccのがヒットしましたが、谷の詳細はなし。
川崎さんはどこで大滝のことを知ったのか興味あります。
ガイドに紹介されている他の台高の谷と比べても、面白い谷です。
>あのあたりは遠征とあんまり変わらないイメージで、行くのに気合がいります。僕の場合
ほぼ日本全体を日帰り対象と考えているK君に比べれば、まだまだ。