奥美濃 石徹白一周

4/2 KAWAc 会外2 快晴

大阪わらじのメンバーも、真冬は沢のオフシーズン

各自マラソン、トレラン、岩トレ、ジムトレ、スノーハイク、雪山と色々やられていますが、個人的には山スキーシーズン

夏も良い沢が並ぶ奥美濃。その冬の景色を見に行ってきました

ロングコースなので、4:10に神社をヘッドラで出発。まずは銚子ヶ峰を目指す

林道は最初から雪がたっぷり。やはり今年の残雪量は凄い

初河谷出合。さすがに遡行はまだまだ無理だ

横の倉谷とともに、昔企画したが天候で流れた。そのうち行きたい沢だ

二時間で登山口へ。周りは大きく開けていたが、夏は駐車場?

この後さっさと尾根に乗り上げ、石徹白の大杉(屋久杉が発見されるまでは日本最大だったとか?)を見逃す。地味にショック

なだらかな自然林。非常に気持ちの良い尾根を順調にハイクアップ。本当にいい天気だ

雪に埋まる避難小屋。中は見なかったが、綺麗な小屋だ。ここに泊まって周りを滑りまくるのも楽しいらしい

登るにつれまわりが開け、最高のパノラマ尾根である。石徹白一望。出発地点はもうはるか遠く

どこを見ても気持ちよさそうな斜面が並ぶ。山スキー天国という呼び名にふさわしい

奥に、名塩村民さんが良さそうな斜面と行っていたカラスノ谷源頭が広がる。確かにここも良さそう

銚子ヶ峰より滑りこむ笠羽谷源頭。ここは夏は湿原が広がるらしく、気になる谷だ。夏も冬も色々いかないと。。。

願教寺からの滑降。ここも最高のザラメ。板が凄くよく走る。絶叫とともに落ちるのみ

登り返した日岸山から願教寺山を。ピーク右の白い斜面にシュプールが走っているのが見えて気分が良い

山頂直下の大岸壁が荒々しい。この願教寺谷もなかなか面白いらしい。あの岸壁のど真ん中を詰めるらしいが、ぱっとみ行けるようには見えない

遠くに白山、さらに荒島、大日ヶ岳、今年滑った大長山等、関西の岳人なら馴染み深い山が見渡せる。

薙刀方面。まだまだ遠いように見える。野伏はもっと奥。この斜面も滑ったら気持ちよさそうだ

雪が多く、例年のこの時期より白く素晴らしい!

日岸山(一番右奥)からの斜面も最高だ。GWみたいに黄砂で汚れていないので、真っ白、そしてとても滑る雪がキープされていた

登り返した薙刀より振り返る。あの一番奥の方からやってきた。思えば遠くへきたものだ(周回なので実は戻ってきているのだが)

雪庇も例年より大きめのが残っている

薙刀から滑って、最後、野伏へ気合のラストアップ。水も飲みきり完全燃焼

そこから最後の大滑降!と思ったら、ここだけ超重雪。登ってきた裏側は良い雪だったのに

完全に修行だがまぁ仕方がない

滑って北斜面を見ると、クラックは入ってるわ、何か所か雪崩おこしたわで残念な感じ

この後は林道をボブスレーしてゴール。ちょうど11時間半で大満足な行程でした

野伏周辺以外はほとんど人もおらず、静かな山、ノートラックバーンをいくらでも満喫できる

しかし紀伊半島ですら全然行けてない谷ばかりなのに、このあたりの谷まで制覇する日が果たしてくるのだろうか

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