7月20日(木)は、紀伊半島の某滝へ。
先日偵察した所、右岸側が登れそうということで、待ちきれず、
行ってみることにした。
以前、ボルト使用で左岸を登ったという記録は聞いていたが、
右岸ならボルトなしでいけそうだと思った。
滝の前に立つと、爆風で釜が波打っている。凄いエネルギーだ。
釜を渡って、右岸に移動。
コージはあえて水際ラインを攻めるが、磨かれたスラブには
弱点見いだせなかった。
引き返し、樹林帯からトラバースし、バンドへ。
被った壁を人工で乗り越して、中間テラスに立つ。
2ピッチ目は、水際を登る。
背中に爆水浴びて、吹き飛ばされそうになりながら、ハーケン決める。
最後は、ランナウトにドキドキしながらスラブを登って、
スバリ頭へ出る。
2ピッチ目フォローから下を振り返って。
短いながらもネイリングあり、フリームーブあり、スラブあり、内容詰まった登攀でした。
水流を肌に感じながら攀じ登る、大滝登攀は、やはり何とも言えない。
名の知れた名瀑なので、ここでは滝の名前を伏せさせてもらいます。