馬の鞍峰を越えて・・山釣り部の暑い2日間

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永遠のビギナー、サッポロ一番です。

軟弱な私でも参加させてもらえそうな山行企画がないものか・・・S本氏にメールしたところ、「釣りメインで、のんびり・まったりの山行です」という旨の返信が。「のんびり・まったり」に食いつき、参加させてもらうことにした。

【台高】馬の鞍峰を越えて、目指すは某谷。そこから釣りをしながら遡行し、適当な場所で幕営・・某谷へのルート調査を兼ねた計画だが、核心は焚火晩餐とのこと。

7月15~16日 一泊2日

メンバーわらじ会員3名:わらじ山釣り部員(K藤、S本)、体験者(サッポロ一番)

早朝、山の神の祠の前の階段を上り、まずは馬の鞍峰を目指し登山開始。

リーダーK藤氏に導かれ、休憩もあまりいらない、程よいペースで着々と進む。猛暑の予報だが、森の中にはまだ陽が射していない分、案外暑くない。しかし、それでも高温多湿の土地柄、すぐに体中から大量の汗が噴き出してきた。

この森ではかなり幅を利かせているらしいヒルに何度か取りつかれたが、幸い3人とも随時ヒルチェックして早期発見していたので、被害には至らず。

水場で休憩をとったとき、S本氏がなんとなく元気がない。バナナを半分勧めたところ、S本氏「バナナは足が攣るらしいですよ」とのこと。私は毎日食べているが、特にその影響はないようなので、とりあえず気にせず食べた。S本氏も食欲がないわけではなさそうで、召し上がっていた。

引き続き、馬の鞍峰に向けて出発。しだいに後続2人はK藤に遅れをとり始め、尾根に上がったとき、既にK藤の姿は見えず。

S本さんの調子が悪そう。「休憩しますわ・・・」と言うと尾根道でしばらく仰向けになってしまった。もともとS本さんは口数が少ないので気が付かなかったが、このとき、しゃべる元気もなくなっていたのかもしれない。ちなみに、2人とも足は攣っていない。

このあと、K藤氏と合流したあと、皆で時々休憩をとったが、S本氏の体調はどうやら快復していないらしい。「年に1回ぐらい、こんなんになるんです」。おやつのパンを勧めるが、固形物は無理な様子で辞退される。「水を飲んだら」と声をかけると、残り少ないため、飲むのをためらわれている。S本氏「ゴクゴク飲みたい」。私もS本氏も、水場でもっと水を汲めばよかったと悔やまれた。

そうこうしているうちに、当初の予定であるルート調査を兼ねた行程は時間的に厳しいな、とK藤氏が判断、ここからK藤氏とS本氏の「いつもの場所」に転進することになった。馬の鞍峰一帯はK藤氏の”庭のようなもの”であり、その中に「いつもの場所」は何か所かあるとのこと。

しばらく下ると、「いつもの場所」に降り立った。「ダイレクトですね」とS本氏。流石の地図読みだ。(各々のスマホのGPSに不具合はないか、確認できましたね!)

「いつもの場所」で各々のシェルターを張り(宣伝するつもりはないが、3人とも偶然、モ〇〇ルの同じ品)K藤氏は釣りに出かけられた。S本しも、しばらく体調回復のため休憩した後、釣りに出動。

釣りをしない私は、K藤氏より「薪を集める」というミッションを仰せつかる。とりあえず、シェルターで休憩してから拾い集めに出かけたが、どれもこれも中まで湿気っている。こんなんで燃えるのかな、少し足りないかな、と思いながらも、ちょっと疲れたので薪集め終了、またシェルターでウトウト。

一足先にS本氏が帰還。薪を見て、「ぜんぜん足りませんよ。K藤さんが焚火する時には、家が建つぐらいに集めますよ」。S本氏が斜面に登り、薪を拾って落とし始めた。つられて私も薪集め再開。

K藤氏の様子を見に行った。私に全くお気づきにならず、釣りに集中・・・。

テン場にもどられたK藤氏、手早く焚火の準備をされる。

あまり釣れなかった、ということだが、晩餐には十分なアマゴ様です。

次々と晩餐の準備をされるK藤氏とS本氏。

焚火で次々と食事ができあがっていく。湿気った薪ばかりのためか、K藤さんの理想形までにはなかなか燃え上らないようです。

アマゴのしょうゆ漬けをつくるS本氏。

持参された鉄製の串に鶏肉の刺すキッチンK藤氏。

塩の付き具合を確認。

鶏肉、アマゴの塩焼の串を薪にトントン打ち付けます

 

キッチンK藤氏が飯盒で炊いた豆ごはん。美味しかった。(私の災害用のライスとレトルトカレーは封印)

キッチンK藤氏によるサラダ。K添氏直伝だとか。(アボカド×玉ねぎ×トマト×何らかの市販ドレッシング)トマトの酸味も効いたまろやかな味で、とても美味しかった。ひそかにたくさんいただきました。

焚火料理をたくさんいただき、お腹が満足したころ、あれ、S本さんは?シェルターの傍で仰向けになって眠っておられる。どうやら、まだ体調が悪いようだ。

翌朝、(明日の下山ルートは)「体調次第ですね」と言っていたS本氏の体調は幸い快復した様子。朝食に、アマゴのしょうゆ漬けを分けていただいた。初めて食べるが「ハマチみたい」なまろやかな食感でこれも美味しい。

下山は、沢遡行できるルートをリクエストした。しかし、私はK藤氏とS本氏に付いて行くのがやっとの状態。高山病のはずはないが、いつしか下りで足が前に出なくなり、どうってことないはずの斜面に恐怖を感じなかなか降りられなった。ヨタヨタ状態を見かねてか、サーダー加藤氏が砂糖多めの紅茶を振舞ってくださった。なんだか生き返り、その後は幾分快調となり、無事下山。

K藤さん、S本さん、大変お世話になり、ごちそうにもなり、ありがとうございました。これに懲りず、またご一緒させてください。

下山のお昼休憩でいただいたアマゴの燻製も、香りも味も良くてとても美味しかったです。

(サッポロ一番)

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