そろそろシーズンも終盤となってきました。
前々から気になっていた若狭のうつろ谷へ行ってきました。
日時:’17/10/8
天候:晴れ
メンバー:小山(単独)
入渓点に駐車できるので有難いです。
ルート100には堰堤が2つでしたが、3つに増えていました(全て左から巻く)。
1つ目の堰堤には割れ目にステップがついており、そこを伝います。
余り水も冷たくなく、快適に進みます。
やがて谷が右に曲がり、10m滝が激しく落ちていました。
釜を右岸へ渡り(一瞬泳ぎになりました)、壁を登ります。ホールド、スタンス共にあり、見た目より簡単に突破。
やがて端正な形の10m滝へ。右岸の枝沢の先に何かあるな、と行ってみると、優しく落ちる滝(2段10m?)がありました。行かれた際には是非見て欲しい滝です。
で、本流の10m滝。
ここは無難に左岸から巻き(ルンゼを少し上がり、岩壁を折り返す〈逆くの時に登る〉)。
巻くとすぐ次の滝で、息をつく暇がありません。
直登、直登。
奥に鎮座する15m滝は左岸側から直登です。
流石に高度感ありますが、ホールドはちゃんとあります。但し結構ヌメっているので慎重に。
落ち口より。
滝の連続に顔もゆるみ、シャワーを浴びつつ突っ込みまくります。
全部登れまっせ。
ここは真ん中から直登。いやあ、うつろ谷、いいっすねえ。
中段は、左岸壁横を上がり、滝身に近づき突破します。
上の2条滝は左岸から直登。
ここも直登っす。
やがて二股到着。
本谷はこっち。右側の岩溝から直登です。
上はナメが続き、非常に気持ち良い空間。
滝は続くよどーこまでも♪ ここは流芯を突破。
この上もナメでゆっくり歩きます。
やがて出会う二股はルート100の通りに左股に進むが…。
すっかり源流ですが、水はそれなりに流れています。また、岩質がザラついたものに変わりホールド乏しい滝もスタンスが効いていい感じ。奥の二股も右に進んでみました。
空が大分近くになって稜線も近いな、と思いましたが、アレ?下がっとるやんけ。
小尾根に乗り上げたようです。まあ、方角は合ってるので、その方向に適当に進むと…。
ありゃりゃ。沢に降りてしまいました。もしかしてこれが右股かな?とにかく方角だけ気にして進むと、突然明王の禿に飛び出しました。
私が歩いた実感からすると、明王の禿に飛び出すのは右股からだと思いました。
赤坂山はハイカーで賑やか。沢装束だと浮きますね。
帰りは登山道で駐車地へ。
とにかく直登できる滝の連続で、楽しい沢でした。岩質は花崗岩で、六甲と非常に似通った印象です。裏六甲にでも持って帰りたい…。だったらしょっちゅう行くのに…。
今年、あともう一本ぐらい行きたいナア…。
報告 by 小山
若狭の谷に行ったことは皆無ですが、いい情緒の谷のようですね。
シブさん
目茶目茶面白い谷ですよ。
ですが、シブさんレベルの方からすると、シーズイン直後の足慣らし程度、かも
しれません。
易しいか難しいか関係なしに、いい谷には、行ってみたいです!
たくさん遊べるところのようですね。滝だけでなく、最後の山頂の雰囲気伝わる写真、ようやった!!と感動・・。
サッポロ一番さん
コメ、ありがとうございます。
南大阪からだと正直結構遠いですが、
・ほとんどの滝が直登可
使わなくて良かったと思いますが、結果的にレイバックを使う登り方になった滝も
ありました。
・詰めるが、源流まで水が流れており、薮漕ぎ無し、斜面も通常の詰めと比較すると
緩い→明王の禿は眺望バツグン
・谷自体は短め
溯行時間は、滝撮影含めて、入渓してから赤坂山山頂まで3.5H強でした。
超オススメ!!