芦廼瀬川本流(あしのせがわ)

Pocket

7月15日(日)日帰り

メンバー わらじ会員2名(シブちゃん、サッポロ一番)

14日からの連休は、シブちゃんが2泊3日での某谷溯行を計画してくれていたのだが、私の都合で日数確保が難しくなった。ただただ申し訳ない思いであったが、シブちゃんは「私は切り替えできるから」と即刻、代替計画を提案。芦廼瀬川本流、翌日は滝川本谷を日帰りで溯行することになった。

 シブちゃん、楽しみにしていた某谷に行けなくなったのに、いつもどおりニコニコしている。ほんま人間できてるわ・・・。

でも、やっぱり入渓するとシブちゃんの中の何かが目覚めるみたい。50Mロープを入れたザックと数多くのギアを装備したシブ隊長は、全神経研ぎ澄ましたかの様相で流れの先へ吸い寄せられるように進んでく。 

で、早々に私はできれば避けたい部類の高巻きが出てくる。シブ隊長より、例のごとく手加減なしのご鞭撻をいただく。「今からそんなんじゃ8時間で下山でけへんで」

しかし、行ける成功イメージができない限り焦って言う通りにしても、隊長の希望通りに突破できるとは思えない。(私はドジでのろまな亀です、教官。飛んで飛んで・・をするには足場が不安定です。飛んだら落ちてしまいます、そしたら溯行どころでは・・・・)

高巻きでは何度かのご鞭撻や、見かねてのロープ出し、渡渉ではスクラムしたり手を貸してくれたり・・・ほんと、毎度めんどくさい連れですみません。

大雨の後だったが、シブちゃん曰く水量は激増していないらしい。それでも、豊かな水が悠々と流れている。それが、溯ると水しぶきをあげて躍動する急流になったり、明るくゆるやかな瀞になったりと、渓相が次々と変わる。

泳ぎが多かったせいか、カメラのレンズが濡れっぱなしであまり撮影できなかったのが残念だ。

 

透明な緑色の清流を表現したいとき、つい「エメラルドのようだ」と言ってしまうが、その度に宝石では例えきれないとも感じる。

この深淵の水はどんな感触なのだろう、飛び込んだら自分の何かが清められるのではないだろうか、など想像するが、いざ泳いだら冷たくて目標にとりつく以外の余裕なし。

焼嵓淵の出口(上流側)にある8M滝の釜に、大きな熊の亡骸が浮かんでいた。下流への流れに乗らず、うつ伏せの状態で渦に乗ってゆっくりと回り続けている。この滝から離れたくないのだろうか。亡骸以外は川と森とを自在に行き来して、急流に交じって岩の下を潜り抜けたりしているのかもしれないけれど。

画像の移りが悪いが、ここが最後の核心のようだ。

流れが強く、滝身右手のクラックの下に取り付けない。交代で何度か挑戦した後、左の岩沿いに泳ぎ、若干上流の向こうに回り込んでから岩を蹴って対岸へ泳ぎ、ようやく成功。カムを入れて、あとはシブちゃんに交代。流石のリードで無事、めでたく登ることができた。

渓相も水も豊かで、どれもとても美しく、また、シブ隊長のリードでいくつかの滝も超えることができ、私にはもったいないほどの溯行だった。またいつか行きたい。そのときまでには、もう少し巻きが円滑にできるようになりたいな・・・。

サッポロ一番

 

 

「芦廼瀬川本流(あしのせがわ)」への1件のフィードバック

  1. ようやく、投稿お疲れ様です。
    芦廼瀬川は、わらじ入会以前に、知人に連れて行ってもらい、3~4時間で
    走る様に溯行したので、もう一度、訪れてみたいと思っていました。
    改めて、本当に美しい谷だと思いました!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。