焚き火泊に恋焦がれて蛭に血ぃ吸われて。2020/07/23-24 宮川 大熊谷

※2020/7/27大幅修正

大阪わらじの会の癒し渓担当の名塩村民でぇす。
焚き火しながら お泊りしたくて一人でも来ちゃいました。
多分、焚き火中毒っす。一酸化炭素中毒とはちゃいまっせぇ。

仕事せずにはおられないのが仕事中毒、ワーカホリック。お酒のまずにおれないのが、アルコホリック、またはアル中。
焚き火泊せずにはいられないのが、焚き火泊中毒、焚き火泊ホリック。
禁断症状が出てたせいか、妻も快く?送り出してくれました。

去年11月の真砂谷で焚き火泊して以来っす。真砂谷と同じメンツで焚き火泊の予定やってんけど…、ま、しゃぁないっすね。禁断症状を解消させるため、四連休の間で出来そうなんは この日の この谷やぁゆうて、憑りつかれた状態で取りつきに着きました(やや早口言葉的な)。

↓ルートは 宮川 大熊谷 右岸支流 白倉山と標高1188m地点の間のコルに突き上げる谷↓

1日目
16:15 駐車地発→17:40 本流 標高460m泊地

2日目
午前5:17 泊地発→9:55登山道稜線コルに詰め上がり→12:03尾根から下降開始→13:18林道着→13:28駐車地着

大熊谷本流の水量は、今まで訪れた中では一番少なかったが、この支流は滝が上流のほうまでおました。途中、ガレガレゴーロの伏流区間があるが、じきに水は復活しまっせ。核心はもっと上流っすぅ。

ぐるりと壁で囲まれた35m滝
ぐるりと壁で囲まれた35m滝

壁で ぐるりと囲まれているような滝が二つあり、低く垂れこめた雲で暗い雰囲気を醸し出してたせいもあるかもしれないが、一人で少し緊張して遡行してましたー、なんつぅても癒し渓担当ですんでぇぇ。夜、お化けや霊のこととか考えて怖くて寝れないかなぁと思ったけど、案外 熟睡できちゃった。その代わりに、就寝中に蛭に吸血され朝から血まみれになっちゃった。

焚き火の谷中泊だけでなく、遡行も充実していた。ロープやガチャはツェルトを立てる時にしか使わんかった、癒し渓だけに。

虻、蚋、藪蚊などからの歓迎の熱烈ぶりはハンパなかった。この時季の この谷は防虫網持参がオススメ。
尾根歩きに別れを告げ、虻や蚋の歓迎をいなしつつ、時折 薄藪を漕ぎ、落石や浮石に翻弄されつつ 岩盤も含むようなところを下降をしていくのも結構な充実度合いやった。

駐車地でお着換えの時にも血を吸って丸々太った蛭を一匹みつけて炙っちゃいました。あと、吸ってない まだチビこい蛭も一匹お供してくれてて シーブリーズ&ハッカ油のスプレーをシュってして丸まってもらいました。
単独遡行なんて名ばかりで、実はたくさんの昆虫や蛭ちゃんを引き連れての大名遡行やった、というわけです。癒し渓でしょ?

地形図に水線が描かれた大熊谷支流で入ってない谷はまだまだあり、今度は、絵馬小屋谷と絡めて楽しんでもいいかな、とか、説。

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6件のコメント

  1. 下山の尾根は、今年冬にカラスキ谷公園から歩いたことあります。
    てっきり、1064m地点からのメールみて、ここから北に下るのかな?
    (以前、大熊谷行った時は、そこから下山しました)と思っていたら、
    更に東に尾根を進んだんやね。
    あの先、岩稜となるけどいきなり下降で使うのは嫌な感じでした。
    ちなみに543m地点まで頑張れば(そこまでが核心)、大熊谷側から
    林道が合流してきます。
    単独行、無事で完遂でお疲れ様でしたー!

    • 1064m地点から707m地点までの間に岩稜はなく、登山道よりは倒木が多いものの、赤テープや赤杭があったりして歩き易い尾根でした。林道が そんなに上まで入ってるんすかー。なるほど。
      林道は川沿いから見た感じ、藪漕ぎになりそーやったけど、また、もし機会あれば行ってみます。有難うございました

      • 707mから先、543mまでの区間が岩稜帯です。
        更に進んだら、ちよっと手古摺るかな?と思ってましたが、
        その手前で北の沢を降ったんやね。

        林道に関しては歩いた時は予想してなかったんで、ビックリ。
        大峰台高ではよくあるオチやけど。

        • 岩稜の場所おせーてくれはってオオキニ。地形図未記載の林道がよぉけおますなぁ。地形図に書いてあっても消えてしもてる道もあるけど。ほなほな。

    • コメントで書いてはる林道をグーグルマップの航空写真で確認しました。あざました

    • ノスカマダムス

      この渋ちゃんコメントの稜線の「核心」と林道が気になってたんで、昨日とおってみました。確かに以前オレが降りたガレ沢源頭までの稜線と違って、ショっぱい尾根やった。稜線上の大岩を右から巻くのか左からなのか、それともリアル稜線を真っ直ぐなのか、など、頭と躰を使わされ、楽しめました。また結果からゆーと大熊谷崩レ俣谷出合の林道終点までの早さを求めるならガレ沢下降でした。
      そしてスティーブンセガワールドさんは灰になった。(あしたのジョー参照)