台高・小橡川・又剣谷

8月7日(日)日帰り   メンバーK・M・他2名
 
以前クライミングジムでお世話になっていた、ベテラン・クライマーのSさんと
お友達のNさんと4人で、御嶽の鈴ヶ沢に行く予定をしていましたが
天候が悪く崩れると言う事で、急遽行く先を変更し4人とも遡行した事が無いと言う
又剣谷へ行って来ました。

お気軽・お手軽で楽しい沢と聞いてましたが
一応遡行終了地点に車を1台デポし
遡行する事にしました。
前日からの雨で予想以上の水量でしたが
思いの他フリクションも良くて
小滝を次々登る事が出来ました
 
 
 
 
 
 


                                                                           
 
 
 
 ちょっとしたゴルジュも出て来て、楽しませてくれます。
 2人のクライマーは身軽で次々と小滝を登ったり、大滝を巻いたりと快適に進んで行きます

   
 

   
 
大きな滝を巻いたら、またまたミニゴルジュの先に滝と、本当に次から次へと滝が出て来て
楽しませていただきましたが、途中やはり倒木だらけで残念な箇所もありました

  
 

  皆、もう滝は要らんわー
  と言うくらい登り、大満足
  最後の詰めも、水が涸れてから10分程で
  楽チンに林道へ出る事が出来た
 
  今回はある山行記録を見たりしてたら 
  最後が核心
・・・と書いてたのも有りましたが
  バッチリ上手く詰め上げたみたいで良かったです
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
でも、車は終了地点にデポしといて正解でした
これから2時間程掛けて下山は、登り過ぎで疲れた年輩沢屋にはチトきついから・・・
途中Nさんが蛭に付かれてましたが、被害無く削除し、Mは着替えてスパッツを取った時に
中に入ってましたが
、何とかセーフでこれまた被害なし
今回の沢は4人の評価も良くて、楽しめた沢でした

『秘瀑』出版と追悼文集(2011年8月集会)


 8月3日に京橋の会場でわらじの集会が行われました。
 
 今回はまず、Y田君とT橋さんの結婚が報告されました。おめでとうごまいます
末永くお幸せに
 集会にはK崎さんの息子さんも来られていて、先日出版された『秘瀑』を皆さんに配布されていました。(有難うございます)。
 
 最近は、わらじの山行にも参加されているようですが、この日、わらじへの入会を表明されました。先月も複数の入会や再入会があったのですが、これでますますわらじの会は活気づきますね
 
 さて、この後、追悼文集のことが議題に上がり、事故報告の内容について話し合われました。またもや紛糾の様相を呈しましたが、遺族と相談しながら、纏める方向へと向かいました。亡くなられたK崎さんへの思い入れは、わらじの誰もにとって特別のものであって、山行を共にするかしないかに関係なく、誰も特権化することはできないのだと思います。
 
 あれからもうすぐ一年が経とうとします。会員それぞれが、独特の思いを抱えて、それぞれの谷へと向かわれるのだと思います。

北山川 葛川本流 (2011年7月31日)

【日程】2011年7月31日(日)

【メンバー】O野・I川・U阪・他1名

【報告者】U阪

夏の暑い盛り、泳ぎ系の沢に行こうという事になり
今回は南紀 葛川本流に行って来た。

メンバーはO氏・新人のI氏・職場のK君・僕の4名

【アクセス】
前夜は池原ダムに泊まって、翌朝出発。
下葛川に車をデポして、R169の田戸トンネルと東野トンネルから少し入った橋から入渓。
左岸から川床を目指すも悪く。
早くもお助けザイルをだし、8時過ぎの入渓となる。

【溯行】

乗っけから、色々と泳がされて溯行を楽しむ。

「S字の淵って、さっきの?」「たぶん・・・」とか言ってると
本当の「S字淵」が出てきた。

奥に進むほど瀞が狭くなってきて
かなりの水流だ。僕が頑張った。
右岸、左岸、右岸とジクザクに行ってクリアした。


  

S字長淵                           S字長淵(上流から)

泳ぎまくりの溯行は続く。(ライジャケ在った方がベター)
殆どの淵・瀞が深く。何回もダイブした。

暫く行くとミニナイアガラらしきものが。
今日一番の元気印のK君は中央突破。楽しめるポイントだ。


  

ミニナイアガラ                        美しい渓相が続く

なんせ泳ぎまくりで、I氏は既にウンザリ・・って感じか?
体が冷えてきたのか・・何かと巻きだした。
無口になって唇も紫色になってきた・・

やっとこさ大渡の橋まで。ここでちょうど12:00。お昼にする。
はしゃぎ過ぎて少々、疲れてしまった。

後半、出発。後はそれ程には泳がないだろうって予想とは裏腹に
シッカリ泳がされます。


  

透明感も抜群                         自身を清めておこう

支流の修行の滝が降り注ぐ。
その、あとは長淵。O氏に頑張ってもらう。
なんせ一人が行けば後続はザイルを手繰って突破する作戦だ。(30mは在った方が良い)

この谷、側壁の侵食が激しくて、なんとも不思議なナチュラルアートに魅せられる。
また、水中もなかなかの自然美が広がっている。(水中メガネ必須)

長淵の後は一の滝。右岸からK君がダイビングで左岸に取り付いた。
岩棚に上がり滝左側のクラックを登る。


  

後半の長淵                          一の滝、割と豪快です。

その後、渓相は一変して穏やかに。
左岸には50mのが立ち、ナメ滝の色が何とも綺麗だ。
天気も良いせいか色彩豊かな谷だと感じた。

少し行くと、二の滝に到着。
綺麗で豪快な滝。一見の価値あり。


  

50m                           二の滝。

あとは河原歩きが続く。疲れたせいか下葛川まで1時間弱かかった。
ここから2時間弱の下山はちとキツイなか。デポして良かった。

【感想】
林道が横という事もあり、所々にホースやらタイヤやら人口物を割りと目にした。
それを差っぴいても行く価値あり!自然美が溢れていて夏に一押し。
上流部も溯行対象になっている様で機会あれば行ってみたい。

【タイムレコード】

駐車地 8:10
入渓 8:30
S字長淵 9:40
ミニナイアガラ 11:15

大渡の橋 12:00(お昼)

左岸から修行の滝 13:20
長淵 13:30
一の滝(下) 13:40
50m・ナメ滝 14:10
二の滝(下) 14:25
下葛川の橋 15:30
駐車地 15:40

前鬼川

7月31日(日)日帰り メンバー M・K他6名
 
今回は山仲間が沢に行きたいと言う事で、沢デビューに相応しい
明るく・綺麗な前鬼川を遡行する事になりました。
新人女性2名と6名はサポーターとして、安全第一で楽しく遡行して来ました。

相変わらず綺麗な釡の滝に、女性2名もウットリ
          
 
 
 

   
危険な場所ではザイルを出すも、スムーズに先へと進む

  
 
巨大な石の植木鉢みたで、何時も不思議な感じで
眺めてる
 

今日は

でそんなに暑くは無かったのに
元水泳部と言う彼女は、嬉しくて思わず泳ぎたくなって
ザブン
と泳ぎ出した
 
見てる方は「寒い」
と傍観者に
          
 

あっという間に垢離取り場に到着。
此処でも、綺麗と喜んで泳ぐ
 
皆で素麺をして食べて、楽しい遡行も終わり
後は宿坊への登山道にて駐車地へ
 
今回はヒルの被害は無し
1名だけは2匹のヒルが付いていたが
吸われる事無く、殺虫剤にて駆除

栂池~白馬岳~唐松岳縦走

7月16日(土)~18日(月)2泊3日の縦走・メンバー(K・M・他1名)
 
15日(金)夜遅めから白馬を目指して出発した。
寝不足で栂池からゴンドラに乗って、縦走を開始しするが、雪渓を登ったりして
       
結局、白馬大池で1泊する事にした。
思いの外良いテント場で、色取り取りのテントで一杯
少々斜面だったが、仕方無くテントを張って
で乾杯
 

翌朝天気は最高
最高の展望で気分もhighに 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

劔岳方面が綺麗に見えてる
 
360度のパノラマで疲れも感じず楽しい縦走でルンルン
 

  こんな所に「コマクサ」が・・・可愛い
 

今日は白馬岳~杓子岳を越えて、鑓ケ岳も越え天狗平を目指す。
2合のアルファ米の五目ご飯を昼食にと用意したので、食べるが
「不味い
」何かパサパサして、喉を通らず、適当に行動食を取るが
・・・ちょっと疲れが出て来る
 
最後の雪渓を下り、天狗平のテント場へとフラフラとたどり着いた。
明日は天狗の大下り~不帰ズのキレットを越えて、八方尾根から下山までのロングコース
結構疲れたのか


を食べたら急に眠気が・・・18:30
就寝
綺麗な朝焼けを見ながら今日は6時に出発する。

今日も快晴、遠くは富士山も見えたし
槍ヶ岳も見えた いよいよ、大下りとキレットに突入
暫くはカメラは仕舞って、集中です。
 
 
 
 
 
 
 

   
 
 
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この下りもダラダラと長くて・・・
 
この次は唐松~五竜への縦走を考ええてるが・・・
体力有る間に行かなくっちゃ
今回は3日間、天候に恵まれ
高山植物の可愛い花々に癒され
本当に最高の展望で楽しめました
 
 
 
 
 

正直最終日はキツかったですが
最高の条件だったので
弱音を吐いたらバチが当たります
  
本当に可愛い花には癒されました。
 

 
 
 


台高・クラガリ又谷

7月24日(日)日帰り・メンバー(K・M・他2名)
 

いきなりのゴルジュ、台風の影響で水量が多い。

の予報が
で、何だか肌寒いくらい・・・
8時半に遡行開始するも、早くも左からモノレール道に沿って
巻き上げる。
汗が吹き出し、結構直登気味に高度を稼ぎ
最後は右に滝を見ながら
ゴルジュを抜けて沢に
降り立った。
次回はゴルジュにチャレンジすると言う事
で、今回は此処から遡行開始となった。
 
 
 
クラガリ又って名前のイメージで陰気な沢かな?とイメージしていたが
以外と明るく、前回のヌタハラ谷より開けており、癒し系でありながら
小滝は直登したりと楽しめました。


 
 
この滝を見送ってから
ふた又を右へと詰め上げて稜線へ
(下山が近道になるから)
 

緑が綺麗で癒される
   
 
縦走路をひたすら小処温泉めざすが
途中の道が台風でか、崩れて落ちてた  
 
ガレガレの崩れた斜面を慎重に渡って
登山道へと出て、温泉目指した
 
台高の癒し系の明るい沢で気分も爽快でしたが
次回は核心部のゴルジュにチャレンジしたいですが・・・
どなたか宜しくお願いします
 

台高・蓮川・ヌタハラ谷

7月10日(日) 日帰り メンバー(Kさん・M・他1名)
 
以前からヌタハラ谷を遡行する機会が無く、Kさんも行った記憶がないとの事で
今回お願いして同行してもらいました。
前日までの雨で天気が心配でしたが、朝から良い天気でテンションもアップ!
 
入渓して暫くは暗く陰気な感じだったが、小滝を快適にクリアーし
水量も多めだが、多少のシャワーも気持ちよく
連瀑を楽しみながら夫婦滝を迎える。
左岸のルンゼから取り付くが、直ぐに壁が立ち、登れそうな壁から
トラバース気味に高巻いたが、安全のためロープを出した。
無事落口に降り立ち、ナメ滝や直登を楽しみ
不動滝へと進む。
 
      
 
 

ここも左岸のガレ場より適当に踏み跡らしきものを辿って登ると
鮮明な踏み跡が出てきて、難なく巻き終える事が出来た。
この巻から旧木馬道に出て遡行を打ち切っても良かったが
予想以上に綺麗に巻けて、落口へ降りたので
遡行を続行し、コウセ滝・ネコ滝へと平凡なナメを進む。
 
アザミ滝の巻を間違えたのか、詰め上がったら尾根が1本
ズレてたみたいで、檜塚奥峰目指して修正し
後は檜塚からの下山道から、1214付近の「ヌタハラ林道」
の看板目指しますが、木の看板からプレートに変わってました。
その看板より南下で、ひたすら激下りですがテープもあるので
見失わなければ、キッチリ林道へ辿り着けます。
 

 
 
やっと遡行出来たヌタハラ谷でしたが、緊張しながら楽しめたし
稜線に出ると、展望もあり、癒やし系の岡って感じで、ホッコリしました。
今回は予定時間通り、殆ど間違える事無く、無事遡行出来て大満足です。
安全の為に2回程ロープを出しましたが、思った程時間のロスも無くスムーズでした。
お付き合い下さったお2人さん、有難うございました
 
 
 
                            

台高 蓮川・ヌタハラ谷 (夫婦滝 右岸巻き)

【日程】2011年7月17日(前夜発 日帰り)
【メンバー】U阪・他1名
【報告者】U阪

学生時代の後輩Y君と二人で
ヌタハラ谷に行って来ました。

出発は少々遅れて、現地に11:30頃の到着。
1:00頃までウダウダと飲んでいました。

ので、朝もスロースタートの8:10入渓です。


  

のんびりペースで9:40
夫婦滝の下段20mに到着。

数年前に来た時は、同会のSちゃんが滑落するというアクシデントがあった。
高さ10m位から剥がれて斜面でワンバンして釜へ落ちた。幸いに大きな怪我は無くて良かった。
僕にとっては曰く付の谷だった。

滝の処理は左岸ルンゼを少し進み行き易いところから左にトラバースする。
ちょこちょこと登ると、上段の滝の全貌が観えた。

下段の落ち口からは斜瀑が少し続いていた。
上段60mの滝は2段になっていた。


  

夫婦滝 下段20m                      夫婦滝 上段 60m

すぐに寄れそうなのでトラバースして寄っていった。
上段2段目10mも登れそうなので登ってみた。

上段一段目(3~40m?)の釜に真上からの滝が落ちてきてとても気持ちいい。
戻ろうと思ったが、ここまで来たんだから、
何か突破できるルートは無いものか?

左岩の側壁は発達して立っている。
右岸は張り出し部の上までは2段になっていて、
パッと見では難しくなさそう。

あそこまで行ければ後は簡単に巻けそう・・(に見えた。)

右岸の一段目に登り2段目からは念のためザイルを伸ばす。
高度感は多少あるものの容易に張り出し上部に到着。(1P)

さて、その上は・・
左には延々と壁が続いていてチョットしんどそう。
張り出しから続く壁が一番容易そうだった。


  

上段の一段目3~40m                    夫婦滝 上段 (右岸から)

取り付くと割りと泥っぽく所々手掛かりが薄かった。バランシーな感じ。
顔とかドロドロになりながらも何とか勘とか攀じあがった。適度な所でピッチをきる。(2P)

上に続く壁は高度感は増すものの、根も多くてモンキークライムで楽勝だった。(3P)

やっとこさ右岸落ち口に到着。思ったより悪戦苦闘した。
時間もかなり食ってしまった。
既に13:00。Y君も大分と疲れているようだった。

ここでお昼として、後は下山することにする。

【感想】

予定では、初心者も同行だし夫婦滝付近でアッサリと引き返すつもりだったが
もうちょっと・・もうちょっととスケベ心が膨らんでいって・・・

思ったよりハードな内容になってしまった。同行者を限界まで引っ張ってしまい申し訳ない。

登り出して「悪いな」と思っても「ここさえクリアすれば・・」と
引き返すのが億劫になって次々と行ってしまう。
素直に下がる事が出来なくて・・

また時間を掛けたくなくて、自己確保も適当な感じでやってしまう箇所があった。
色々と反省多い山行になった。

次は普通にササッとトレースしたいと思います。

【タイムレコード】

入渓 8:10
夫婦滝到着 9:40
(休憩)
下段落口 10:30
上段張出部 11:20
上段落ち口 13:00
(お昼)
下山開始 14:00
林道 16:20
駐車地 16:40

南紀 十津川・橋の谷(下部ゴルジュ)


【日程】 2011年7月18日(日帰り)
【メンバー】 シブ&コージ
【報告者】 シブ
 
 橋の谷は、十津川の右岸の支流で、二津野ダムを見下ろしながら国道168号を南下していくと、新道と旧道と分かれる所で、右手の岩壁に大きな滝が掛かっているのが目に留まります。その大滝の掛かる谷が十二滝谷で、その一つ下流に橋の谷はあります。出合は、貧相で、橋桁に名前が記されていなければ、疑ってしまいます。
 
 仕事道のある左岸側から入谷すると、いきなり連滝帯となります。しかし、谷中には導水管が伸びていて、うっとしく、溯行気分が害されます。小滝を数個こなすと、二段8mの滝が現れたので、軽く小手調べと行きますが、上部が悪くて、テラスに上がったところで、慌ててザイルを出しました。
 
 しばらく行くと、二条10mの滝。これも登れなくもなさそうでしたが、左岸の仕事道から巻きました。その上には堰堤がありました。
 
 谷はちょっと開けて明るさを感じるようになったところに、15mの滝(写真)が掛かります。両岸は壁が立ってきて、いよいよ核心部に入っていくようです。ここは左岸の仕事道からも巻けたのかもしれませんが、右岸からコージの際を行くようなルートファインディングで滝の頭へと登り出ました。
 
 
 大岩を挟んだ二条の滝、二段4mの滝を越えていくと、左岸側が大きく開けて、スラブの壁が聳えているのが、目に入ります。谷間には、ナメが続いていて、気持ちいい所だったので、ここで、一服としました。
 
 
 トユ状4mを直登すると、20mほどの比較的見栄えのする滝(右の写真)が現れます。ここは直登は厳しいので、左岸をモンキークライムし、最後は滝身に出て、頭に登り出ました。頭は、ナメとなってしばらく、続いています。
 
 
 
 
小滝を過ぎるとゴーロとなって、またもや堰堤の登場。しかし、その先で谷間は狭まって、薄暗く伸びています。
 
 2段6m滝を直登すると、その先には、両岸立ったところにCS滝5m滝が、待ち構えていました。さすがに「行き止まりか・・・」と思われましたが、しかし、近付いて見て見ると、CSの右の脇から突破できそうです。ここは、ザイルを出して、コージがリード。抜け口がちょっと悪く、奮闘的チムニーで滝の頭へと登り出ました。
 
 CSの上に立つと、薄暗い廊下の先に、キラキラと光っているものが目に入り、大きな滝が掛かっているのに気付きました。あれが、この谷最大の布引滝なのでしょう。しかし、そこに辿り着くには、まだ幾つか関門が待っているようです。
 
 凹状の4m、5mの滝は直登でこなすことができましたが、その次に立ちはだかるCS状7m滝は、厳しそうです。あまり巻きたくなかったのですが、ここは右岸から巻くことにしました。
 
 右岸の小尾根っぽい所を登って行きますが、あまり高度を上げてしまうと下降がしんどそうだったので、滝の高度くらいのところで、バンドを辿って滝の頭へとトラバースしていきました。巻いた斜面は岩屑の堆積した脆い壁になっていて、慎重に登らなければなりませんでした。
 
 小滝を簡単に登ると、とうとう布引滝の前に立ちました。谷は大きく開けて、扇状に岩肌に水を流れ落としていまます。50m以上はあるのではないでしょうか。
 
 布引滝を眺めながら、昼食としました。「ここから先、どうしよう?」と言う話になり、睡眠不足もあって、「右岸を登って仕事道に出て、さっさと下山しよう」ということになりました。しかし、この選択はミスで、右岸を登って行くと、壁が立ってきて安易に尾根に出られないことに気付き、引き返すことになりました。
 
 
 「安易に下山しろうとしたら、あかん」ということで、布引滝の前に戻ると、今度は左岸から高巻くことにしました。枝沢をしばらく登った後、カンテ状の岩場へと大滝側へトラバースしていきます。カンテをそのまま直上しても良かったのですが、さらに大滝側へと入って、ブッシュの生えた凹状を登って行きました。登っている最中、コージはスズメバチの追跡にあって、しばらく停滞して、去っていくのをじっと待っていました。
 
 布引滝の上部は段々となっていて、快適にシャワーで直登して行きますが、頭に出る直前が悪く、微妙なトラバースで頭へと登り出ました。
 
 その上には5mの滝があり、右岸のバンドから頭へと出ます。息つく間もなくその上には5mのスラブ状の滝が待ち構えて、ここもコージのリードで直登しました。しかし、次の8mほどの滝は、その上に続く滝と一緒に右岸か巻きました。河原と少し歩くと、二段15mを左岸からまいてしまうと、谷は河原となって、橋が掛かっているのが見えました。
 
 ゴルジュはここで終わりで、後は橋の掛かる仕事道を辿っていくと、国道に降り立つことができました。下山時、尾根から見下ろした二津野ダムの光景が、ひと時の癒しを与えてくれました。
 
 

『 秘瀑』 出版!

 ブログでも何度か触れていましたが、故・川崎実さんの集大成とも言える写真集、 『秘瀑~台高山脈珠玉の渓~』が、いよいよ山と渓谷社から7月22日に発売されるされることになしましたので、お知らせします。
 
詳細は以下の山と渓谷社のページで
  ↓↓