台高・堂倉谷本谷遡行

日時:2017年7月16日-17日 (1泊2日)
メンバー:IK田さん、H-ken, keiko-Hさん (3名)
泊まりで沢に行こうということで堂倉谷をチョイスした。
堂倉谷は、噂にたがわず名溪だった。メンバーは、久しぶりに会うIK田さんといつものkeiko-Hさんだ。
IK田さんには、入会体験山行で前鬼川に連れて行ってもらった事があり、なんだか懐かしい。
前夜、大台ケ原駐車場で待ち合わせ、車中で宴会、五月蠅かったらしく周りの車が移動した。夜空を見上げてあんなに星があったのかと3人で驚いた。朝7時出発を約束して0時に就寝した。
翌朝7時に出発した。ゆるゆるな3人組は、道をひたすら普段より重いザックを担いで進んでいく。日出ヶ岳でも堂倉小屋でも、そこが目的地かの様に休憩を取る3人組だが、実際はここから先がめちゃめちゃ遠い。
堂倉滝を目にしてやっとスイッチが入る。堂倉滝の正面に立ち、舞上る飛沫を受けるとトンデモナイエネルギーを感じた。

堂倉滝を超えて落ち口に出た所でkeiko-Hさんは、めっちゃ綺麗やんを連呼、
もう、荷物が重い事は気にならない。ここからが本番と気合が入る。
晴天の中の爽快な沢を進むと、正面にさっそく滝が見えてきた。
手前7m滝の釜は今回初の泳ぎだった。嫌々入ったが非常に冷たい。
その後の30m滝は右岸側が行けそうな感じかなと思いながらも、最初なので素直に高巻いた。
その途中、ピンクのテープにつられ気が付けば元の堂倉小屋から続く道に出てきてしまった。
いい道見つけたと能天気な3人だ。戻りは快適で直ぐに谷に戻れた。
泳ぎを交えながら進み、中七ツ釜や大岩を乗越えて進んでいく。
水たまりには、気色悪いくらい大量のオタマジャクシが群れていた。5m斜滝は落口の左岸側に古い残置ロープが有るが、頼りすぎるのはヤバそうな古さだった。そしてルンルン進み、気が付けば奥七ツ釜に到着した。下から見ても上から見ても絶景だがここで休んでられない。もう15時を過ぎている。目指すテント場は地池谷出合だ。
そこは地図ではまだまだ先だ。いつまでたっても平凡なので、林道でワープをして地池谷の少し手前で泊まることにした。ツェルトや焚火やらしているうちに暗くなった。冷やしておいたビールを飲みながら
夕食は、keiko-Hさん特製の辛ラーメンをベースにしたおいしい鍋をいただいた。
ビールは重いけど、もう一本持ってきたらよかったなぁと今でも思う。
翌朝6時前に起きたらIK田さんが焚火の準備をしていた。
朝ご飯は昨日の鍋の残りでラーメンを食べ、気合が入った。
まだ冷たい沢装備を身に着けるのはつらかったので8時に出発となった。
まあ4時間ぐらいで駐車場に着くわと甘い考えの3人は出発した。出だしは快適に進み、当初泊る予定の地池谷出合には気が付かず、通り過ぎていた。
巨大な堰堤が出現した。これは左から簡単に登れた。上にあがると水がなく淋しい感じだったが進むと直ぐに水が出てきた。
しばらくすると谷の幅が狭くなり、楽しく登れる滝に夢中になる。
気が付けば、もうそろそろ終わりかなという感じだったので、谷から離れて左側に登り始めることにした。

名残惜しいが堂倉谷よさらばだ (4時間じゃ着かなかったねもう15:00だよ)
帰りは小処温泉に入り レストラン里でカルビビビンバを食べて帰った。

write by H-ken (Haraken)

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4件のコメント

  1. やはり堂倉は良さそうですね~この暑い時期に癒されます。
    ツェルトは一人一張りですか?豪華!!

    • 折角なら運動会みたいに万国旗で飾りたい感じの3色のツェルト

  2. 念願の堂倉谷、初めての沢泊、すごく楽しかったです。
    H-ken、IK田さん、ありがとうございました。(*^-^*)

    • Ik田さん、keiko-Hさんお疲れ様でした。 まだ余韻の筋肉痛だと思います。
      激下りからの堂倉滝や七ツ釜に癒され遡行中も楽しくいい沢でした。
      またお願いします。