兵庫も結構色々と滝巡りをしたが、まだまだでっかい滝はある
しかし近場はぼちぼちネタ切れで、今度も最北部へ
この日は西高東低がかなりガッツリ決まっている。果たしてどうなることか
なんか色々と寄り道していたら、間塩ノ滝の登攀開始は11:30。やはりちょっと遠いというのはあるかも
少し歩くとすぐに大滝が見える。風がびゅーびゅー吹いていて既にちょっと寒い
いつものようにじゃんけんをし、knjr氏が1ピッチ目へ
このあたりから右へ行くラインを探ってはいたが、なにぶんシャワーで寒すぎ
諦めてもうちょっと左のラインへ。ここはフォローでも寒かった
そして岩もぬるぬる。何故かガバはいっぱいあるのが救い
なんとか無事に上部へ。ここからは見えていない部分も含め、ロープスケールで40ちょい伸ばしてピッチを切る
ここは日本海を見下ろしながら、しかも暑い時期ならシャワークライミングで爽快だろう
滝上はゴルジュ状の連瀑。もう終わりか?と思っていただけに嬉しい
最後の滝。ロープなしで取り付くが、上部がぬるっているし結構怖い
ちょっと右に逃げて登ってしまった。こいつ含めて全7段100mちょいというところか。この上は穏やかなナメが続いていた
立木伝いに降り、最後は懸垂40m弱で取り付きへ。スタートが遅かったのでこの日はこれで終了
というか寒いので温泉へ。この日、氷ノ山は初冠雪したらしい。さすがに日本海すぐそばでのシャワーはありえなかったか
翌日は、寒さに負け8時頃にスタート。けど前日よりはましだな。風も弱いし。大分気圧配置が改善された感じだ
あまるべ三大海岸瀑の一つを目指すが、前回と同じく海岸ギリギリまで石積みで田んぼ?の跡が残っている
昔の人の苦労を考えると、本当に凄いと思う
とか考えながらだらだら歩いていると、急にすとーんと切れ落ちる
眼下には日本海の荒波。いや、予想より荒波だなこれ。昨日こっちに来てたら最悪だったかも。ナイス判断
滝はゴルジュ状に海へ落ちている。とりあえず懸垂開始
こんなところへ。本当は海から登りたいところだが、この日の波だとあっという間に溺れる絵がリアルに目に浮かぶ
というわけで、このあたりのバンドでお茶を濁すことに
波にえぐられ?奥が見えないくらい深い洞窟状になっている。滝の水はその横を舞う
このあたりの海岸線はどこも荒々しいが、ここもなかなかの景観
さて、滝自体は登れそうだがシャワーだなこれは。下降時にくっそぬるぬるなことも確かめているので、昨日の反省も生かしユマーリングで戻ることに
お昼前には車に戻れたが、この日は香住松葉ガニ祭りだという情報を前日にゲットしていた
終わるのが早いので、そっちに向かうことに決定し、車を飛ばす
最後はダッシュしてギリギリで祭りへ。松葉ガニご飯やらうどん、グラタン、トルティーヤと満喫しました
時間もあるので、ゆっくり岩場とか大滝とかを観光しつつ帰還。海岸線の滝は時間がかかるけど、なかなか独特で面白いものだ