溯行 

大白川別山谷支流タロタキ谷溯行、サブ谷溯下降、大白川湯谷左股下降


2019年9月15日~16日晴れ
メンバー 名塩村民さん、ツトム・クルーズさん、堀kenさん(会外)、KM2(記)
お盆の二泊三日の沢旅が、実は今回の沢登りの序章だったとは。。

(序)
お盆の二泊三日の白山での沢旅の終盤、別山谷右岸にて遥か高みから落ちる滝を目の当たりにした。
タロタキ谷という、如何にもヤバい名前の谷の入口に聳え立つ大滝を眺めた時、いつか自分が白山のいろんな沢で経験を積んでから挑む課題と思って他人事のように考えていた。
帰宅してから名塩村民さんと9月の沢の調整をしている中で、自分のレベルにあった谷をいくつか提案したところ、「挙げられてる沢はKM2さんには不足なんちゃいますかー」「9月に一泊の沢に行くならタロタキ谷行きましょー」という軽いノリでタロタキ谷に行くことになってしまった。
というわけで、不安でいっぱいのまま、当日を迎えた。
1日目
前回泳ぎも交えて突破した白水湖は今回、ボートを投入してクリア。
ボートをまっすぐ漕ぐ、という点に意外な核心部があり、名塩村民さんに苦労をかけてしまった。でも景色はサイコーで気分は良い。
バックウォーターからは快晴の下、景色を楽しみながら河原を歩いて一番奥にある別山谷へ。
別山谷に入るとタロタキ谷はすぐ。前より水量多めに見えるし、遠目では登れる気がしないが、近づいてよく見るとなんとかなりそう。
滝は大きく分けて三段で構成されており、いずれも左岸側から巻くことができる。
特に三段目は直瀑の爆風を浴びながら滝のすぐ前のルンゼをよじ登って巻くので、結構シビれる。
大滝上部は意外なほど穏やかな癒し渓。シャワークライミングを交えて爽快に進んでいくが、水は手足がしびれるほど冷たい。
結局一度もロープを出さないまま、ほとんど藪漕ぎもないまま、稜線にたどり着くことができた。
稜線を少し南に移動し、定例のサブ谷へ。
お盆のサブ谷とは違う枝谷を下ったが、10m程度の滝が出てくるなど、下降も楽しむことができた。一度だけ懸垂下降をした。
最後は前回下った本谷に合流し、前回と同じ場所で幕営。
ツトムクルーズさんが登りでの苦労を厭わず様々なツマミを担ぎ上げてくれたので、各自準備したコメ、オカズとあわせて山中で充実の宴会となった。
2日目
サブ谷本谷を遡行。ツメまで特段藪漕ぎもなく、快適。サブ谷最高。
メンバーの胃腸不良をピシャットという、止まりそうで止まらなさそうなネーミングの薬で止めたりしつつ、さっさか遡行する。
前回懸垂下降した滝だけ、巻き下るのにロープを使用した。
稜線をまたぎ、前回登った湯谷左股を下降する。
こちらは上部はズルズル斜面で、中、下部はヌメヌメ地獄で岩も脆く、快適な要素はなかった。
最後はまた白水湖をボートで横断したが、逆風で、ここが2日目の核心部となった。
個人的には前回の白山の沢よりも少しだけヤブ漕ぎや草付きに慣れ、沢自体を楽しむことができた。
行き帰りの堀kenさんとの長距離ドライブも含め、楽しい沢登りだった。
良い沢をありがとうございました。

以下はおまけで名塩村民が9/23に追記
タロタキ谷遡行図by名塩村民
タロタキ谷↑

サブ谷⇣
サブ谷溯下降図by名塩村民

Click to rate this post!
[Total: 3 Average: 5]

Related posts

4 Thoughts to “大白川別山谷支流タロタキ谷溯行、サブ谷溯下降、大白川湯谷左股下降”

  1. 今回も素敵な沢旅を楽しまれたようですね。
    雪渓や草付、濃密な藪など雪国の谷は、西日本の谷を比べて、
    数段上の厳しさがある一方で、
    人臭さのない大自然の中での溯行が楽しめると思っています。
    これを機会に、いろんな地域の谷へ出かけてみてください。

    1. KM2

      シブ隊長
      雪国の沢、難しいですね。でもおっしゃる通り、難しい分、より深く自然に分け入っている気がします。
      まだ怖さを感じますが、大滝同様、場数が大事な気がしますので、ボチボチ数をこなして慣れて、楽しめるようになっていきたいです。

  2. 名塩村民

    投稿あざまーす。今回も色々お世話になりましたー。不安感オーラ、今回は あんまし出てなかったっすよねw
    ワタイの遡行図、最後に挿入しといてもいいすか?

    1. KM2

      遡行図お願いしまーす

Leave a Comment