南紀 北山川 古和谷
2012年9月1-2日
暑い夏には沢泳ぎ!ということで4人メンバーで南紀の古和谷に行ってきた。昨年の台風のために、北山川にかかる吊り橋が流された!という信じられない事態のためいきなり北山川を渡らなければならない。放水している岸から流れに乗って対岸へ。チョー気持ちいい!古和谷までも所々泳ぐ。古和谷下部は埋まってしまって、ゴムボートで突破していた昔よりも浅くなったらしいが、楽しく泳いで滝に取り付いて超える場所が何カ所か出てくる。突然、頭上の岸壁にトンネルが現れて驚かされる。
ゴルジュを超えると気持ちのよい河原が現れ泊まりたくなるが、まだお昼頃なのでミンミンゼミの鳴き声を聴きながら我慢して進むことにする。とはいえ、昼過ぎには二股に到着。左股に入ったところで早々と焚き火をして昼寝をするがアブがよってきてうざい。夕方になると蚊の襲来。小さいながらもヒルも姿を見せる。そんな野性味たっぷりの南紀の夜はツェルトの中で蚊の猛攻で1時間ごとに起こされ、その度に10匹以上は潰すものの、後から後から侵入され、ほとんど眠れずに過ごした。
翌日は、荒れた感じの谷を進んでいると、行く手を滝に遮られる。左の枝谷の様子をみるために進んでいくが、結局この谷を詰めて尾根に出ることにした。やがて立派な山道が現れる。すこし右に進み吊り橋後跡付近に降りる尾根を下降。北山川を再度渡ることにはポツリポツリと雨が降ってきたが、独特の風景を楽しみながら飽きるまで泳ぎ下って上陸して下山。蚊に血を吸われまくったので、帰宅途中にスーパーでレバーを買って晩飯のおかずにした。
(投稿者: 禰庵)