南紀 高田川 内鹿野谷 (2009年8月13・14日)

【報告者:ぺちぺち】
【メンバー:単独】

下部は特に見どこ無し。遊歩道を使う方がいい。

一ツ葉の滝30mの巻き:先人達の記録では大巻きになり、次の栂ノ戸の滝30mも一緒に巻いてしまった例が多かった。流身から離れぬよう意識して左岸を巻き始めた。しかしヤハリ右に右にと追いやられそうになる。下からはテラスに見えていた所が実際は、傾斜していた。何とか上に上にと頑張ってみた。かなり高度感が出てきた。危なくなってきたので素直にルートを取ることに。すると落ち口上5mに出た。後は立ち木を伝って沢床へ。(40分ぐらいかかった)

栂ノ戸の滝は:台風の影響が残り水量豊富で豪快だった。この谷1番の見所だと思う。
巻きは右岸を巻いた。問題無く巻ける。

その上の滝は滑り台ができそう~思い切ってしてみた。問題なし。2回滑った。(無料)
しばらくして遊歩道の橋が出てくる。

その後はナメ100mとかも出てくるが結構荒れた部分もあった。
下山のコルからの下りは踏み後を見失い最後は沢を強引に下った。
遊歩道付近まで戻りテン泊したが、上部も見所としては物足りなさを感じた。
遊歩道までの日帰りでも良いかもしれない。

翌日の下山:自然観察歩道から入渓時の遊歩道に抜ける道が在ると聞き、「これだ。」と思った分岐があったが(作業小屋過ぎて少し行った辺り)、尾根激下りっぽい。疲れていたのでやめて林道テクテクで下山した。(2時間)こっちも何か疲れた。どっちが良かったんだろう?

写真は栂ノ戸の滝×2枚と滑り台の滝(右側のトユ状部分がイケます。他の部分は怪我すると思います。)×2枚

エピソード:下山後着替えていると軽トラのオッちゃんが。聞くとウナギの仕掛けをする為に入渓するそうな。夕方仕掛けて朝上げに行くようです。遥か太平洋から熊野川を遡りその辺り一帯の支流に溯上するようです。「こんな太いのおるんやで~」 か~んなり太かった。但し月灯りの夜は獲れないみたい。新月が狙い目だとか。沢屋が決してウロウロしない真っ暗闇の谷で、うなぎ達は蠢いているんだなと不思議な感じがした。

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