2025年1月4-5日 立間戸谷遡行
メンバー カズレーサーさん、jukuさん、セトキチさん、ジョイフルメドレーさん、日比丸(記)
皆さま、あけましておめでとうございます。2024年9月入会の日比丸です。
jukuさんに声を掛けて頂き、お正月イベント『ハッピーニューサワー♬』に参加しました。
人生初の冬沢泊、寒さは大丈夫かと一抹の不安を覚えるも熟練者カズレーサーさんから
タープ・焚火・シュラフで問題ないとアドバイス(心の中でほぼ野宿じゃんとツッコミ)、
私は念のためテントを準備。沢に恋したメンバー5名(内4名冬沢泊未体験)が集まりました。
【1月4日 晴れ】
お正月なのでのんびりと『道の駅 瀞峡街道熊野川』へ10時集合。
スタート地点まで20分ほど移動して11時にいざ出発。荷物重し。
ちなみに今回の目標は『足すらも濡らさない』です。
少し歩いた後すぐに入渓、岩のスケールが大きく好きな沢。寒さは気にならず。
40分程で『源助滝』へ到着、どこか人工的な滝です。
ここでカズレーサーさんにリードしてもらい、jukuさんからは絶賛練習中のビレイのご指導頂きました。
手の動かし方、ロープの張り具合など勉強になりました。
全員登った後は2段階の懸垂下降、私は安全確保がなっておらず、こちらもご指導頂きました。
2時間ほど練習して、いざ幕営地へ。
源助滝を左の登山道から巻いて、沢を約2時間遡行して幕営地へ到着。
ここで童心にかえるおじさん4名と美女1名。ワイワイと寝床整備や枝集め、タープ、テントを張って完成。
沢を背にタープ、正面は岩壁で見事に無風を確保。焚火をしても煙は上にいき、枝は豊富、カズレーサーさんに
過去一とうならせる幕営地の誕生でした。
↑煙の方向!! 焚火&タープで暑いくらい
夜は晩酌と鍋、鳥モモ、お餅などを焼いて舌鼓。 ブッシュクラフトのチタンゴトクが軽くて便利!!
沢屋の話をたくさん聞いて、少しプライベートな話もしながら交流を深めました。ニコッ。
以下、メモです。
『沢感は沢でしか鍛えられない!』『はい!』
『先頭を歩かないと上達しない!』『はい!』
『滝は登る技術より、支点構築が重要!』『はい!』
【1月5日 晴れ】
2日目は7時半頃から活動開始、夜は寝れました。朝ラー食べながらのんびり9時スタート。
いや1時間延びて10時スタート。居心地よくそのまま帰る所でした。。
荷物は幕営地にデポして身軽に。立間戸谷の後半戦スタート。
スタートから滑って濡れないように慎重に、まずは屏風滝を見に左俣へ。
スケールの大きい滝!上部はハングしているので登るのは厳しそう。
本流に戻り、またまた滝。後半は滝づくしでした。
ここはフリーで右側を登れる。
ラッキー7! 今年はいいことあるかも!!
根っこを頼りに滝を巻く。
ここは左から巻く。
夏ならこのエメラルドグリーンに飛び込みたい!
こちらの植林小屋で遡行終了!
滝のスケールが大きく圧巻の立間戸谷でした。
しかし下山がなかなかハード、子ノ泊山の登山道で目印もしっかりしていますが、
足場が悪く、いつもの沢下山と変わらず。本当に登山道??というレベル。
登山歴の浅い人には厳しい道なのでお気を付けください。
途中、幕営地でテントなどを回収して16:30に下山完了。楽しい沢旅でした。
目標の足すらも濡らさないは達成です。
帰路は温泉で汗を流し、地獄の275kmを走行して旅路の終わり。
皆さま、ありがとうございました。
今年もよろしくお願いします。
※冬でも沢は楽しめるので皆さん行きましょう!!