8/3 KAWAc 他一名
一に池郷~とか色々。説明の必要がないくらい有名な沢。やはり素晴らしかった。
滝は全部登れるよ~~と聞いて向かったのだが、果たして。。。?
まずは5:30に出発し、忘れ物を取りに戻り再度6:00スタート。良い感じである。
小又谷出合を過ぎ、歩きやすい平流を進んでいく。するといきなり様子が変わり……
不動滝のゴルジュがどーん。めっちゃ綺麗。そしていかつい。とりあえずは泳いで取りつく。
上はこんな感じ。もう全然無理。左のリッジから巻き気味に登ることに。
このリッジ、工事用ボルトが大量に打ってあり、安心感あり。
こんなのが20本くらい?あったような。
ゴルジュ横を快適に登っていく。そして上から眺めると、水がドバババーっと流れている。
え?ここ?といった感じ。これあかんやつよね。
意見の一致した我々は迷わず巻きに入る。吹っ飛ばされちゃわね?せやんな~。と、割とすぐ決まった。
フラットな旧道?みたいなのがあったので、辿ってみるとトンネルが。これを使えば一瞬で不動滝落ち口へ行けた。
その先には堤防が。両岸に階段があるけど、外傾しててちょっと怖い。
ビビって手前からの巻きを主張するが、相方はめんどくさがっている。
ならばとザイルを渡し、先に行ってもらう。
左から登るが、不動滝のとこに合ったようなボルトがここにも連打されていた。
その先は美しい区間のスタート
堤防上こそ埋まっているが、その先はゆったりとした深い流れが続く。
水温も低くなく、気持ちよく泳いで行ける。
どこまでも~泳ぎ~~~
のんびり気分になっていたが、目の前にエコ滝8mが出てきて、気合を入れなおす。
まだましな右側に泳いで取りついてみようとする。まずは相方が行くが、ハング下で色々している。
疲れて戻ってきて、曰く、カムは決まるらしい。ので、バトンタッチ。
同じとこでカム→カム→アングル→カムとアブミをかけて、写真のハング乗越くらいまで。
ザイルの流れを整理して、バンドまでもう一段上がりたいな~と、ごそごそしたらカムが外れてぼちゃん。ザイル整理したついでに中間支点から外した直後のことだった。
手足に結構疲労感があったので、一度戻ることに。その前にもうちょっと先を偵察に。
流れがあって結構しんどいが、斜めにライン走ってるあたりのが登りやすそう。次回があればここかな。
で、諦めて巻きに入る。ここだけで二時間近くかかっていた。
左から巻くが、途中の降りトラバースが悪い。ここは相方が突破してくれた。感謝。
その先は再びの水泳ゾーン。一気に癒し渓。
エコ滝の疲れも癒される……と、言いたいが、さらに疲れる。
この日は流れが緩くて助かった。勢いがあったらここらへんで敗退してたかもしれない。
で、進んでいくと、最後の名所、ネジレ滝がどかーーんと。
これも凄い迫力だ!!凄い!綺麗!ドバードババババババー
語彙力があまりに悲しいが、とにかく良い感じの滝。釜。水中を見たら奥はめっちゃ深かった。
よれよれなこちらを見かねてまずは相方が突っ込んでくれる。が、右から行こうとしてすぐに流れに押し戻されてくる。。。ふむ。
隠れてるあたりが行けそう。という激励をもらい泳ぎだす。左のカンテのあたりは流れが弱いので、そこから回り込もうとするが、二回押し戻される。
一度戻り、唯一背負ってたギアすら外し、ライジャケのみでリスタート。
クロールで、庵手を回り込むあたりに突っ込み、何とかそのあたりにつかまり、その先へホールドを辿って滝横のバンドへ這い上がる。
斜度もそんなに無いように見えるし、これは行けそう。OKサインをだし来てもらう。
下部はホールドスタンスも結構あって良い感じ。
が、中間がちょっとぬめってくるわ、スローパーかスラブだわと悪い。フリクションはあるように感じるが。。。うーん。
あっさりフリーはあきらめ、カムやらハーケンやらでA0。怖いのでカム三か所まとめ取りしたりしてた。
上部は再びフリクションも良くなり、ホールドも増える。落ち口には確保用のボルトがあったのでありがたく使わせてもらう。
こんなとこで落ちるわけないよー、なクライマーの人とか、落ちてもスライダーで楽しいじゃん!って人向けのとこに感じる
ここもかるく一時間以上かかっていた。
最後はすぐうえの2m位の滝を右から超えると取水堤防が見える。
終わった~というか、終わってしまった~というか。
良い話しか聞かないのも納得の素晴らしさだった。美しく、厳しく……まだ中部ゴルジュから先は行ったことがないので、そこも非常に楽しみになった。
あ、けどこの後の激登りはめっちゃしんどかった。滝汗。ヒルまみれ。最終車に戻ったのは16時くらいだった。