11/27晩、関西を出発して先輩2人と岐阜県は神岡へ。
車中、爆睡で気づけば神岡でした。
あああ、、先輩ありがとうございます。
前泊をして翌28日、早朝から準備をして午前9時頃から打保を出発。
水場が確実ではないので1人2Lずつ水を背負って、その他アイゼンやピッケル、スノーシューたちも背負うと、重いー!
気合をいれて先輩がたに着いていこうとしますが、わたしは遅くて遅くて。
飛越新道との合流までの廃区間をしんしんと降る雪の中進みます。

トラバースや直登、笹薮をこいで進みます。


漕ぐ。ひたすら漕ぐ。

分岐点まできました!わたしはうれしくて何か奇声を発した気が、、 ここからスノーシュー装着。 わたしは人生初のスノーシュー。


足を進めると、陽が顔を覗かせてくれて生クリームみたいなモケモケモフモフな雪が◎空気中でキラキラ光ってきれいでした。

寺地山を越えて、北ノ俣避難小屋へ到着したのは午後16時過ぎ。
寒すぎて転がりこんだ小屋でラーメン鍋を作ってかき込み、就寝。−4℃くらい。
午前4時、アラームに眠い目を擦りながら起床。
−10℃くらいの小屋内ではウェアもザックもあらゆるものがバシバシに凍ってました。
勇気を出して着替えて、荷物を整え午前5時前、山頂アタック開始です。
月が大きくて、明るくて心強い早朝でした。
獣の足跡があっちにもこっちにも。 でもこの子たちのルート取りはあながち間違ってなくて、踏み抜きも少なく歩きやすかったです。と言ってもわたしは先輩たがたのラッセルを着いて行かせてもらってたので、、 着いていくのでも必死で、待ってもらって、進んで、が続きます。凄い顔になってただろうなあ。
陽が登ってきました。 ついついほっぺが緩んで笑顔に◎

北ノ俣岳ピーク!! 途中アイゼンが何回も外れて苦労しました。着くなり座り込んでしまいました。 パノラマ絶景にため息!ため息!ため息!しあわせでした。
時間が押していたので、急ぎぎみに避難小屋に戻ります。
、、、ザックにつけていたわたしのピッケルがない(;_;)!!!
急いで落としてきたピークに戻ります。
踏み抜きハイマツ地獄。
先輩をお待たせしてしまっていたので鬼の形相で進みました。
無事に避難小屋に到着。 インスタントのあったかご飯をかき込んで、コーヒーをドリップしたら荷物をまとめたら、さて下山開始です。 北ノ俣避難小屋、一晩お世話になりました。
この日はとってもよいお天気で、暑い暑い!ウェアの調節が難しかったです。

葉っぱや草の斜面に溶けかけの雪。 このタッグがわたしを何度ツルンと滑らせたことか。寿命が大幅に縮んだと思います。
ヘロヘロゼーゼーなりながら、先輩がたに着いて行って、ついに最後の渡渉! うれしかったなあ、、。
踏ん張って、満身創痍という言葉がぴったりなわたしに、お山は最後の最後までご褒美を用意してくれていました* 夕焼けが何てきれいなんや!
1日目7:20
2日目11:53
の行動時間でした。
帰りは温泉で冷えた身体をあたためてから、あったかおいしいご飯を平らげて◎
わらじの会のK先輩、会外の先輩、知らなかったわくわく楽しいルートにご一緒させていただいて、今回も感謝です。
ありがとうございました!
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