前鬼川本谷

梅雨も明け、まさに沢本番!!

ということで前鬼川へ行ってきた。
日時:7月26日(日)
場所:大峰 前鬼川本谷
   ※黒谷から下降し、本谷に出会い、垢離取場を越えてしばらく
    遡行した後、復路は来た川を下降し戻る
天気:晴れ
アプローチ:R169から前鬼川林道に入り、駐車地から下降し入渓
メンバー:KMさん、KZさん、NJさん、MKさん、HJさん、小山
遡行は、小山視点となってます。というのも、私は撮影行も兼ねており、
皆さんよりかなりスローペースとなるため…。
※結果的には、10m滝で合流し、その先のナメで一旦別行動。皆さんが
 戻ってくる所で再び合流し、一緒に下って戻った。
駐車地は、溢れんばかりの車だ。
人数も10名以上が準備している。イベント会社のコースにもなっているようで、
非常に賑やかであった…。

そそくさと準備し、早速入渓。本谷出会いから、癒し渓の風景が広がり、
心が解放されていく感覚がざざざっと来た…。

どこまでも澄み渡る水。心も澄み渡っていく。

前鬼ブルー、と呼ばれる独特の青さ。

名物のトンネル抜け。左の大岩の下をくぐります。
それにしても天気も快晴で、尚のこと水色が美しく感じる。
そして、早くもこの谷のハイライト、10m滝とご対面。

殊の外美しい。ド迫力でもあるけれど。
ここで皆さんと一度合流させて頂いた。
ここは滝右側を登るが、今まであったトラロープは無くなっていた。
沢経験者はフリーでも問題ないと思うが、ロープを出した方が無難ではある。
10m滝の上で、対岸に渡る。通常はザイルを出して徒渉するが、
私は何とかフリーで渡ってみた。
さあ、見せ場のナメナメ。

ここで再び別行動とさせて頂いた。

いつまでも見ていたい、そんな風景。

やがて右手(左岸)に滝谷が出合う。ここには、下流から不動滝(60m)、
千手滝(40m)、馬頭滝(50m)、の滝が連続してかかり、合わせて三重滝と
呼ばれている。本谷からだと、不動滝が直下に眺められる。
私は、出合手前の岩場を登り不動滝に接見、戻りは水流に従い、本谷に
出合う小滝をそのまま降下した。

不動滝の勇姿。容赦なく飛んでくる飛沫が心地よい。
滝壺は明るい緑色で、本谷と全く異なる。興味深い。
本谷に戻り、遡行を続ける。

岩の文様が水面に映っている。

やがて湧水帯へ。

写真では伝わらないが、この風景は圧巻で、この湧水がこのブルーの色に
影響しているように思う。この上流では、ここまでの青色にはなっていない。

湧水がそのまま滝となって落ちる。非常に冷たい水だが、喉を潤すには最高。
思わずゴクゴクと飲んでしまった。
この先の垢離取場は渋滞しており撮影はパス。
上流に進み、下の写真を撮っていたら右岸から他のメンバーが降りてきた。

かえるみたいな滝だなあ。
ここで皆さんと再び合流。垢離取場のすぐ上の淵で昼食とした。
私は、水中メガネを出して、ザバン!!と泳ぎました…。
昼食後、KMさんがHJさんに懸垂下降とプルージック結びを講習して
おられました。
私は淵の撮影…。

帰りは皆んなでワイワイ(?)遡行(下降)。
単独行が続いていたが、わらじメンバーとご一緒させて貰い、非常に満足した
山行となった。

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