みなさん初めまして、初投稿させて頂きます。新人のあくびちゃんです。(RED EYEさんに名付けて頂きましたー、ありがとうございます。^_^)
この度はレジェンドmidnight climberこと師匠に晩秋の沢へ連れて行って頂きました。
着いてまず最初に感じたのが
寒っ!!
耳を出すのがつらくてカッパのフードをかぶって川へ。
機能性重視、見た目度外視、スタイリッシュさ三の次の私は前回の体験山行にてPPテープで編んだわらじで参戦しましたが、踵がヅレるのが課題でした。
名付けてワラジドー。(スポ◯ティバのトレランシューズ″ブシドー″のパクリ)
踵ズレを防ぐ万全の作り!
うーん、よかろう!
本来わらじは縦糸4本で編むのですが、そうすると柔らかく靴とのフィット感が落ちるため、縦糸6本にて試作。縦糸も縛りやすいようPPロープに変更。
するとかなりいい感じ!ぬめりへのフリクションは文句なしで、ゴム底だからと油断して乾いた岩の上でスッテーンなんてのも問題なさそう。子供と一緒に近所の川をプチ遡行遊びするには良いチョイスになるかも。
がしかし、やはり急勾配の泥付きには極端に弱く来シーズンまでには靴問題解決の必要あり‥
さて、本題に戻ります。
11月の京都は寒く、ネオプレンソックス履いてても足が冷たい‥。今回の遡行は極力膝下くらいまでしか浸からないよう進みました。
ハーケンはどんな場面で使うんでしょう?ってことで、ハーケンを打って頂き、私が回収しながら進むってのを初めてやらせて頂きました。
ハンマー持ってないからロープに結んだハンマーをブーンと上から投げ下ろしてもらいました。ひぇー、頭上からハンマーが降ってきた!
‥で??
どうやって抜くのん?このガッチガチのハーケン‥
「師匠ー!抜けなーい!えー?!聞こえなーい!」
上から師匠の声が全く届かず、押したり引いたり悪戦苦闘しながらなんとか5本引っこ抜きましたが、お約束のように途中ハーケンが飛んでって川にダイブ。
キャーー!やーめーてーー!!
「師匠、ハーケン落ちたー!拾いに行くから降ろしてー!」
てな感じでモタモタモタモタと無駄に時間を稼いでしまいました‥スミマセン。。
今回の教訓。「ハーケンは飛ぶ。」
ピョーンと!
ピョーンとね!!
「失くしたら失くした人間が弁償やでー」
あ、ハイ、当然ですよね‥
後に対策法をご説明頂き、以後気を付けねばと胸に刻ませて頂きました。
高巻きがこんなに大変だとは‥
リードとフォローを両方させて頂き、前回体験山行で講習して頂いたセカンドビレイの出番がいきなりやって参りました。
「ハイ、セットして引っ張ってー」
マジすか‥
前回教えて頂いた後、一度だけ家で復習してたもののいざ現場はテンパりました。記憶をたどりながらセットし、師匠に「もっと引っ張らなあかーん!」と下からご指示頂きながらの実地訓練となりました。
残念ながら高巻きで全く使い物にならないワラジドーを脱ぎ捨て、色々と師匠に怒られながらなんとか沢に戻った時には全身ドロドロ‥
勝手に登ろうとした5mくらいの滝では
「あかんあかん!確保もせんと落ちたらどうなるかいつも考えなあかん!降りて来て!」
「えー?!降りれないー!無理ー!」
と下から足を抱え込んでもらいながら降り、ズブの素人とのスッタモンダ山行に師匠もさぞかしウンザリされたことでしょう。高巻きに時間を取られたと言え、予定の3分の1しか進めないダメダメ振り。
体験山行の時、
「体験山行を誰と行くかはくじ引きやねん、よりにもよってレジェンドmidnight climberとはヤバいの引いたなー」
とノスカマダムスさんに言われましたが、実際はその逆で
「エライの引いてもーたわ‥」
と師匠の顔に書いておりました。
まぁでもね、これもクジ運ですんで‥笑
あ、でもずっとスッタモンダではなく、道中ではわらじの歴史や、先輩達が成し遂げてきたこと、沢登りが山の総合技術であること、危険や水の怖さについて真剣に教えて頂きました。
ありがとうございました!
懲りずにまた一緒に行きましょうねー。
ナイスレポ!すごく楽しそうな山行の臨場感伝わってきました!