「大阪わらじの会」ってぇとぉ、「大阪の わらじ好きの 集まりなのカイ
」
」
と解釈されるむきもあるかもしれません。
それは、あながち間違いとは言えないと思います。
入会して二ヶ月も経たないワタシが公共のInternetを使って こんなこと書くのも なんなんですが
概ね間違いではないだろうと、そう思ってます。
しかし、この度、ワタクシ、「大阪人抜き」かつ「誰一人わらじなんか履いてない」状態で沢登りをしてしまいました。
それでも、登山計画書を会に提出し、下山報告まで会に送りつけてしまった という暴挙…。
会のメーリングリストで お誘いしても何のリアクションも無かったのは、このためだったかと、
「空気が読めない」「空気を読まない」どころか、「空気をワケワカメにする」ような記事も たまには心のオアシスになることも あるのではないでしょうかっ!
長い前置きは さておき、
京都の人と奈良の人と、ワタクシ兵庫県民の3人で
晩秋に沢屋さんが すなる焚き火沢泊といふものを、素人のワタクシもシてみました。
1日目は「大又谷堰堤から横手小屋谷までの杣道」を見つけるのに苦労しました。
この日、学んだことの一つは、「高度計やテープに頼り過ぎず、目に見えてる地形を もっと観察しなせぇ」ってことです。
この一帯では、どうも、植生の調査が行われてるようで、色とりどりのテープが百花繚乱の如く打ち付けられております。それらに惑わされない強い克己心が必要と思われます。
他、1日目に気付いたこととして、忍耐力不足 という課題が上がって参りました。
「焚き火が苦手」という京都のかたに、「ほな、今日はオヌシが火を点けよ♪鍛錬なり♪」と、完全な上から目線で
指図いたしまして、あとは任せて見守るつもりやったんですが、「火が消えたーーー」というセリフに、耐え切れず、あぁせぇこぉせぇと細かく口出ししてしまいました。この時、最年長の奈良の おかたは どっしりと構えておられました。単なる遊び人ではないな、亀の甲より歳の功。。。を思い知らされました。
15時テン場着でしたので、長過ぎる夜を味わい、まぁそれでも光陰矢のごとしで いつの間にやら
朝になったようで、同じく奈良のおかたに「もうすぐ6時やでー」と、5:50に起こされました。いや、起こしていただきました。
2日目も天気はよく、風もなく、日光をポカポカと背に受け、
時にはチンがチンしたりもしましたが
概ね全身乾いた状態で稜線まで辿りつき、
そこからは あっという間に前鬼の林道に出てしまいました。
焚き火やナメに癒されたとは言え、色々と反省点の多い沢登りとなったわけですが、
何より凹んだのは、「掃除機かけずに泊りの沢登りに行きやがってー」という妻からのメールを
帰途で読んだ時でした。
…と、まぁ、最後に沢臭を生活臭で中和させたところで、
参考記録を終えます。
written by 富田林生まれの兵庫県民。