越後 三国川 ジロト沢左俣

何でここまで毎日雨が続くのだろうか。あげく台風まで来ている

どうやら晴れ間も一日だけ。せっかく遠征してきたのにという思いは強いが、天気には勝てない。行ける沢を楽しもう

10/18 単独

この日はショートコースだし、余裕の九時前出発。スタート地点は巨大堤防が目印

なんと地元の方がたまたま来て、途中まで一緒に行動した。川沿いの道が結構わかりにくかったので助かった

キノコはナメコとマイタケしかわからないのだが、そのナメコがたくさん。このあたりで地元の方と別れる

きっと他にも食べれるキノコがいっぱいあったんだろうな~

土砂崩れ跡くらいで入渓し、しばらくは平凡な沢を行く。途中AルンゼとかBルンゼとかを通過

すると、突然目の前に右俣の布晒ノ大滝300mが!!

こいつは凄い迫力。登れるらしいが。。。いやはやなかなか。いつかは登りたいものだ

この日の目的は左俣なので、そちらを進む

すぐに左俣大滝100m。ここでクライミングシューズに履き替える

出だしはちょっと厳しいので、まずは右から巻き気味に水流へ近づく

その後は水流に近づきつつ、ぺたぺたと快適にスラブを登れる。残置は確認できなかったが、ザイル出した場合支点はハーケンか?

振り返るとスラブが美しい。この周辺はスラブ天国だ。Aルンゼから始まり、右股からFルンゼと続くらしい。全部登った人はいるのだろうか

大滝の上の小滝を超えるとすぐに略奪点。右側から直接略奪点へ上がるが、これはなかなか珍しい地形なのではないだろうか

で、ここがまた絶景。う~ん素晴らしい。さっき以上に布晒ノ大滝も良く見える。周りのスラブも相変わらず素晴らしい

天気も良いしここでひたすら大休止

さて、その上は80m滝なのだが、半分も見えていないのでは?あまり高さは感じない。ここも取り付きは厳しく左から巻き気味に

その後は水流に入ったりしながら快適にスラブを登れる

クライミングシューズ様様ではあるのだが。ここに来るときはフェルトは絶対にやめた方が良いと思われる

ぺたぺたと適当に登る。細かいルートとかはもはや覚えていない

大滝の上はゴルジュ状。このあたりで沢靴に履き替える

晴れてるしこの日は濡れるのもそこまでは苦ではない。色々と変化があって良い沢だ

最後はナメが続きフィニッシュ!この終わり方も大変満足である

快適なのだが、行きすぎると下山が大変らしいので、ナメが終わるあたりで沢が右に曲がる地点まで戻り、側面へ取り付く。するとすぐに尾根に出れた

すぐに展望台と呼ばれる場所へ。ここもまた良い場所なんだな~またもやのんびり。この日は視界があって本当に良かった

ここからは雨量小屋までちょっとした藪を漕ぐが、たいしたことはない

急に立派な小屋が出てくる。そしてここからは整備された道になる。少しわかりにくい場所もあるが、マーカーやなんやらがあるので、全くなくなったら間違えたと思っていい

一気に沢まで降り、予習済の登山道を戻り駐車地へ14:30にゴール

短い沢だったが、満足度はかなり高かった

この日以降再び雨が続き、さらに台風と帰阪せざるをえなかったのだが、最後に良い沢に来れて良かった

来年も誰か一緒にこのあたり行きましょう!

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2件のコメント

  1. 越後の谷もいいね!
    三国川は、新百名谷にも選ばれた五十沢本流や下津川しか知らんかったけど、
    ジトロ沢もいい感じやん。
    awc君のリサーチ力にも感心します。

    • 雨ばかりだったので、現地で探す時間はいくらでもありました(笑)
      ジロト良かったです!右股ならシブさん達も楽しめるくらいのレベルはありそうでした
      五十沢は今年リベンジ予定だったのですが、雪渓が。。。来年ですね
      って来年と言ってる沢何本あるねんって感じですが