大峰 滝川中之又谷

大峰・滝川中之又谷。

ガイドブックに取り上げられなかったせいか、カリヤスや大谷のように

日の目を見なかったようだけど、わらじの古い記録を見るとなかなか良さげである。

雨が降った方が楽しめるタイプだと思い、雨のチャンスを待っていた。

【日程】2018年6月29日(金)

【場所】大峰 滝川・中之又谷

【メンバー】シブ&コージ

【天候】雨後曇り

 

トンネル開通で、国道168号の新宮方面へのアクセスが、すこぶる良くなった。

早朝、出発で現地に向かう。

橋桁に記された名前を確認して、入谷。

中“ノ”又谷じゃなくて、中“之”又谷と書いてあった。

 

橋桁脇から入谷すると、さっそく10mの登場。いい感じ!

わざわざ雨の日を選んだのは、増水した方がシャワクラが楽しめるのではないか、と思ったからだが、いきなり、なかなかな水行になりそうなんで、パス。

 

 

小滝がちらほらと現れ、無理やり水線を攻めたりするが、最初の滝を逃げてしまったのが、若干、心残りが・・・。

 

 

そうして、多条6mの登場。

簡単に濡れずに登れるラインもあるのだが、心残りの解消に、わざわざシャワーラインを狙う。

 

水量少なかったら、アホみたいに簡単なところでも、増水すれば、スリリングだったりする。

最初の乗り込みが、どシャワーを食らう。

 

谷は、ちょっと休んで、再び滝場となる。

インゼルとはちょっと違う感じがするが、流れが二手に分かれて、

それぞれ滝を掛ける変った地形となる。

綺麗な末広がり状滝。

 

 

突然、雷が轟き、土砂降りとなる。しかし、心はワクワク。

何故なら、目の前には、美味しそうな滝があるから・・・。

 

 

二条2mに続き、斜瀑10mの登場。

ここも、登れそうだということで、ロープを出す。

水量少なければ、水線行けたと思うが、右側を登る。

期待通りに登れる滝が多くて、この谷、楽しめるやん!

 

 

この滝は、フリーで右側を。

 

この6mは、ロープ出して、左側を登った。

 

 

その後も、続々、滝が登場する。

勿論、写真以外にも。

 

 

 

 

右岸に滝を掛ける枝沢を見送ると、谷はようやくゴーロとなる。

このゴーロはまあまぁ長い登りだったようだが、源流域に入ると、素敵なフィナーレが待っていた。

再び、連滝となり、最後にご褒美が待っていた!

二段25mのお出迎え。しかも、これも登れそう♪

 

 

 

 

この上で谷は平凡となり、尾根へと逃げる。

そうして、石佛山への登山道と合流。下っていると、今更ながら日差しが差してきた。

 

 

雨なのか滝なのか、一体何のシャワーか、もうよく分からない状態だったが、

期待通りシャワクラ三昧の溯行を楽しむことができた。

水量多い時に行くことをお勧めする!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

About Author

2件のコメント

  1. 良い感じですね!!そろそろ大峰にも行きたい所です…。

    • 期待通りの谷でした!
      水量多くて、シャワクラ楽しめる時が、お勧めです。