2021年1月24日、ロマンを追い求めて記憶に埋もれた滝の探索に行ってきた。
約40年前に登攀された八汐滝は日本登山大系、山と高原地図ではカラ滝と記されている。ネット社会で検索すれば欲しい情報がすぐに見つかる現代に於いて、全く記録どころか情報すら出てこない滝である。初登の際には30本以上のボルトが使用され、人工登攀で登られたとされている。
車止めからアクセスも良く、技術も格段に進化した昨今に於いて、何故この滝が登攀されていなかったのか、実際に足を運んでみてよく分かった。当時を凌ぐスタイルで挑戦を試みたが、フリー化は難しく不可能に思える。登攀の記録は別のサイトにて紹介するとして、時代の流れと共に、記憶の中から忘れ去られそうになっていた八汐滝、先人達の遺した道はイントロンではなく、記憶の中のエクソンとして我々のDNAに引き継がれていくであろう。
八汐滝登攀の記録はコチラ⇒ 新宮川水系立間戸谷支流八汐滝 2021年1月24日
完登おめでとう~!
大昔に八汐滝を見に行ったことあります。
現代のフリーレベルなら可能かも?を淡い期待を裏切るスラブ滝だったと記憶してます。今まで再登がなかったということは、そういうことですね。
それでも、そういう滝にチャレンジしたことは素晴らしいですね。
しかも、あの雨の中。
冬場に氷瀑登る人はいても、シャワクラする人はいないでしょう。
色んな意味で、前代未聞な記録ですねー。
明日、『溯行10号』持ってきますね。
シブさん、こんにちは!
厳冬期にシャワクラなんてどうかしてると自分でも思いますw
八汐滝には確かに40年前の息吹を感じることが出来ました。
絶対無理と分かっていても、自分は挑戦する心に勝るものはないと思っています。
と言いつつ、寒いもんは寒いっすね。。。
雨に打たれ、滝に打たれ、ブルブル震えて泥臭い登攀でした。