奥美濃 タンド谷遡行イチン谷下降

10月2日~3日で標記の谷に行ってきました。

メンバー: ノスカマダムスさん、Yns、若者二名(会外:Tさん、Oさん)

 

もともと癒し渓をと考えて本計画を企画したのだが、よくよく検証すると今回の山行は幕営地の問題から

1日目または2日目に長時間行動を強いられることが予想され、体力的にはあまり癒し感がなかったことから

癒しに主眼を置くなら、たぶん結果的に往路引き返し、または千回沢山を経由しないショートカットルートに落ち着

くだろうと思っていた。しかしながら予想に反してメンバーのモチベーションと体力が高かったお蔭で、計画通り遂行

することができた。1日目はヘドラン行動になってしまったが・・

 

本流の赤谷
本流の赤谷

 

まずは本流の赤谷を遡行。滝は途中に「銚子の滝」と言われている5,6mほどの滝以外はほとんど無く、

徹頭徹尾の癒し渓。この滝は左岸から簡単に巻ける。4時間ほどでタンド谷の出合。6時半すぎ位の

出発だったので、10時半位でまずますのペース。ここからタンド谷を遡行するが、この谷も美しい癒し渓

で心が癒される。途中でウスヒラタケやヌメリスギタケモドキを採取しながら遡行。

 

ヌメリスキタケモドキの幼菌
画像中央よりやや右上にウスヒラタケ、他は毒キノコのツキヨタケ幼菌

 

千回沢山への最後の分岐に昼位(だったかと思う)に到達。ここまでわりと順調なペースなので、このまま計画どおりに

千回沢山を目指そうということになり、長時間行動を覚悟する。早くても17時までは行動しつづけなければならないだろう・・

タンド谷は徐々に傾斜が上がってくるが、常に階段状で困難な箇所はない。頂上へは15時位の到達を予想していて、

もっと早く行けるかもとも思ったが、源頭部で傾斜がずいぶんときつくなり少し手間取ったために予想通りの15時到達となった。

ここからイチン谷の下降に入るが、前情報ではずいぶん懸垂下降しないといけないらしい。ガセネタであればと願ったが

そう甘くはなく懸垂や巻き下りが断続的で出てくるためにどんどん時間が経過してしまい、17時をすぎてもまともな幕営地が

なく、とうとう暗くなってしまった。

まあ千回沢山を詰めると決めた時点で想定内のことではあったので、ヘドランを点けて下降を継続する。で、また滝が出てきた。

が、その滝の落ち口から下をのぞくとヘドランの淡い光と、ほとんどない残照のなかに小さな河原っぽい地形が確認できた。

10~15m程度の滝を懸垂下降してその河原に近づくと、かろうじて幕営できる雰囲気だったのでようやく行動を終了することが

できた。何時だったろう? 18時~18時半位だっただろうか・・でもこれで明日の行動がだいぶ楽になった。

皆さんの晩飯は豪勢な鍋で、自分は貧相にも賞味期限切れ直前の棒ラーメン2食。でも鍋には採取したキノコを入れてキノコ鍋

になり、ご相伴にあずからせたいただいた。有り難うございます、おいしかったです。

幕営地はこんな感じ
前日、最後に懸垂下降した滝

翌日もひきつづきイチン谷の下降だが、もう懸垂する滝は現れなくなり、最後に15mほどの滝がでてきたが、

これは右岸にフィックスロープがあるのでゴボウで難なく降りられた。

あとはもうただ歩き下るだけで赤谷出合に到着、さらに30分ほどで駐車地に到着し、昼すぎ位には山行を

終了することができた。

谷そのものはまぎれもなく癒し渓であるにもかかわらず、計画自体は癒し系とは程遠い内容になってしまったが、

これはこれでなかなか面白い山行だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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