4月24日(日)、播磨にある七種川・七種ノ滝を登攀してきた。
メンバーは、REDEYEさんと、シブ&コージ。
ヌメヌメの最悪のコンデションだったが、何とか完登してきた。
七種ノ滝基部から。
川崎実氏をルーツとする、大阪わらじの会“登攀渓”の系譜。
その心強い後継者が、一昨年末に入会してきた。そのREDEYE氏との大滝登攀。
当初は台高の某大滝を予定していたが、南岸に前線停滞の天気予報を受けて、
北へエリアを移して探していたところ、OBのKaWac氏の記録が目に留まった。
播磨・七種川・七種ノ滝。
1ピッチ目。
現地に到着すると、無常にもしとしとと雨が降り始めた。それでも、何とかなるだろうと、駐車地から散策道を歩いて、
滝前へ。雨の降りはごく弱い。1ピッチ目は、REDEYE氏にリードを任せる。
しかし、この滝の岩質の為か、ヌメリが酷く、滑ること。ラバーソウルとの相性が最悪だった。
2~3ピッチ目。
よく見ると、岩肌に黒い苔が生えており、それが濡れると、油を塗ったようなヌメリとなるようだ。
弱いながらも、雨は降り続き、コンディションは最悪。敗退しかないと思ったが、核心ピッチを
人工交えながらコージが突破する。
最終ピッチ。
最終ピッチは、私が出しゃばっても仕方がない。後継たるREDEYE氏にリードを委ねる。
もうちょっと攻めて欲しかったとは思うものの、このコンディションでは、、。
色々いい訳はできただろうが、兎に角、登り切ることが大事だ。
三人で、完登の握手を交わす。
ちなみに初登は増水の中、ハング帯をフッキングの連続で水線を突破したらしい。
恐るべきである。
そして、KaWac君、素晴らしい滝を有難う。