北山川 葛川本流 (2011年7月31日)

【日程】2011年7月31日(日)

【メンバー】O野・I川・U阪・他1名

【報告者】U阪

夏の暑い盛り、泳ぎ系の沢に行こうという事になり
今回は南紀 葛川本流に行って来た。

メンバーはO氏・新人のI氏・職場のK君・僕の4名

【アクセス】
前夜は池原ダムに泊まって、翌朝出発。
下葛川に車をデポして、R169の田戸トンネルと東野トンネルから少し入った橋から入渓。
左岸から川床を目指すも悪く。
早くもお助けザイルをだし、8時過ぎの入渓となる。

【溯行】

乗っけから、色々と泳がされて溯行を楽しむ。

「S字の淵って、さっきの?」「たぶん・・・」とか言ってると
本当の「S字淵」が出てきた。

奥に進むほど瀞が狭くなってきて
かなりの水流だ。僕が頑張った。
右岸、左岸、右岸とジクザクに行ってクリアした。


  

S字長淵                           S字長淵(上流から)

泳ぎまくりの溯行は続く。(ライジャケ在った方がベター)
殆どの淵・瀞が深く。何回もダイブした。

暫く行くとミニナイアガラらしきものが。
今日一番の元気印のK君は中央突破。楽しめるポイントだ。


  

ミニナイアガラ                        美しい渓相が続く

なんせ泳ぎまくりで、I氏は既にウンザリ・・って感じか?
体が冷えてきたのか・・何かと巻きだした。
無口になって唇も紫色になってきた・・

やっとこさ大渡の橋まで。ここでちょうど12:00。お昼にする。
はしゃぎ過ぎて少々、疲れてしまった。

後半、出発。後はそれ程には泳がないだろうって予想とは裏腹に
シッカリ泳がされます。


  

透明感も抜群                         自身を清めておこう

支流の修行の滝が降り注ぐ。
その、あとは長淵。O氏に頑張ってもらう。
なんせ一人が行けば後続はザイルを手繰って突破する作戦だ。(30mは在った方が良い)

この谷、側壁の侵食が激しくて、なんとも不思議なナチュラルアートに魅せられる。
また、水中もなかなかの自然美が広がっている。(水中メガネ必須)

長淵の後は一の滝。右岸からK君がダイビングで左岸に取り付いた。
岩棚に上がり滝左側のクラックを登る。


  

後半の長淵                          一の滝、割と豪快です。

その後、渓相は一変して穏やかに。
左岸には50mのが立ち、ナメ滝の色が何とも綺麗だ。
天気も良いせいか色彩豊かな谷だと感じた。

少し行くと、二の滝に到着。
綺麗で豪快な滝。一見の価値あり。


  

50m                           二の滝。

あとは河原歩きが続く。疲れたせいか下葛川まで1時間弱かかった。
ここから2時間弱の下山はちとキツイなか。デポして良かった。

【感想】
林道が横という事もあり、所々にホースやらタイヤやら人口物を割りと目にした。
それを差っぴいても行く価値あり!自然美が溢れていて夏に一押し。
上流部も溯行対象になっている様で機会あれば行ってみたい。

【タイムレコード】

駐車地 8:10
入渓 8:30
S字長淵 9:40
ミニナイアガラ 11:15

大渡の橋 12:00(お昼)

左岸から修行の滝 13:20
長淵 13:30
一の滝(下) 13:40
50m・ナメ滝 14:10
二の滝(下) 14:25
下葛川の橋 15:30
駐車地 15:40

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