22.9.25 上多古川伊坪谷(イツボ谷)本谷遡行

お日にち:2022/9/25
メンバー: シブさん,37(記)

コースタイム: 入渓6:45~詰め1354M 13:15~勝負塚山14:30~下山18:00

シブさんより9/25(日)のメン募があり,手を上げさせて頂きました。

行き先は伊坪谷本谷とのこと。お恥ずかしながら初めておききしました…(どこだろ…)
またシブさんより、”今回前歩いていいよー””せっかくだから地図でルーファイねー”とのこと。

承知致しました。バッチリ予定ルートでルーファイさせて頂きます。と嬉しい気持ちと震える心で決意をしたのでした。

地図を眺めー位置確認はOK!ネットの記録を漁るが…無い…

シブさんよりトポを頂き勉強し(おっきな滝多いなー)、そして地図を見て迷いそうな分岐に印をつけていく。
トポと地図を眺めながら,もしかしたらなんかトップで滝登らせて貰えるかも!とか,
でも大きすぎる滝はまだメンタルが…とか,高巻く場所間違えると心へのダメージが強いな,とかとか。
写真とかの記録が無い沢は初めてで,テンション高かったのか前日はほぼ眠れずでした。
下記に今回の予定ルートを。当初の目論見は登山道ばっちりついているし“下山が楽そう”。

予定ルート(みどり線)

朝5時50分にシブさんと合流し、伊坪谷出合に到着。
水も綺麗だし、思っていたより水も少ないからとのことでGOサインが出ました。

遡行開始してからすぐに登山道が左斜面に現れ,シブさんより”ここに降りてくるんだよーでも道が不明瞭なのよねー”とのこと。
「不明瞭」。“シブさん”が不明瞭って言ってる。
えぇ…降りてくる斜面結構立ってる…登山道…
OK考えるな。先に進もう。

水がとてもキレイです。しかし,水の多さはやはり否めず。
水が少なければ突っ込む小滝もマーライオンぎみなので,また今度ねーと水が少なそうなところを登ります。

水が少し多い
はじめのほうに出てきた滝
870M超えたあたりから,わかりづらそうな分岐が多くなることは地図にて確認済み。頑張ってここからルーファイしていきます。
“北があっちなんで!多分(地図上)ここな辺なんで!あっちの沢に進みます!”とかドヤって進んでおりました。
しかし,ある分岐でシブさんと私の高度計が30mほどズレていることに気づく。その差で向かう方向が変わってきます。
“北があっちなんで,多分…ここな辺なんで…あっちの沢かと思います…”と目をふせながら進みました。
800M以上で出てきたはずの滝
詰めに近めの滝

大きめの滝を巻いたり,秋の実りを見つけたりしながら徐々に高度をあげ,
ぜーはー言いながら詰めました。(シブさんは涼しい顔)

乗り上げた尾根の高度が1254M。
あれ。おかしい。1350±30Mくらいを狙ってたのに。(高度計狂ったかなー…)
そのあと、シブさんがスマホGPSでちょっと確認。
“あーーなるほどー”とニヤニヤされてる。もちろん、私にはスマホ見せてくれない。
ということは…別のところに乗り上げている…ミスった…
でも乗り上げた尾根は方角的に間違ってないはずなので、この尾根を南に進んでどんつきを東に行けばオッケーなはず。
南に少し下ると予定乗り上げ位置1350M付近となり、だいぶ北側に乗り上げてしまったことを再確認してちょっと心にダメージ。

そこでまたミス。気づくと南に向かっているはずが、西に向かっている。
なんだか登ってもいて高度が1400mだ。あきらかにおかしい…
おかしいので戻ること数分。ピンクテープが,なかなかな下りの尾根を案内してくれていました。
なんだか勝手に大きな主尾根がT字路みたいになっていると思ってしまってました。
地図をよくよく見ると向かう先は下りの急な枝尾根(主尾根なのかな…)でした…

分岐にはいっぱいテープ
下山ですが,不明瞭でした…登山道はほんの少し残ってました。ピンクテープもあったりしました。
途中より,私の地図でのルーファイではえらいことになりそうでしたので,
尾根から斜面への分岐の見定めの為,850M付近より文明の機器:GPSにてお助けしてもらいました。
下山は私自身がビビッてしまいカメの歩みとなり,なかなか進まず…
17時前下山予定が18時ほどの下山となりました。(シブさん,ごめんなさい)

【ルーファイ結果】

結果ルート(ピンク線)予定ルート(みどり線)
あー834Mで右にー進んでいるー…しかも大きな二又…
もっと上で沢を間違ってたかと…全く気付いていませんでした…
精進します…

【今回の反省】

・ルーファイ力をつけます。(ちゃんと歩きながら沢を見て枝沢とか二又があったら都度確認する事!)

・体力をつけます。(詰めでバテ,下山でバテ。しかもシブさんに最後ロープを持ってもらってしまいました。)

・メンタルをつけよう。(高巻きと斜面が切れてる下山とか)
・獲得物がある場合は高度と位置を必ずメモとること!(次来た時のために!)

ヘッデン間際の下山になってしまいましたが,とても楽しかったです!
有難うございました!また宜しくお願い致します!

About Author

4件のコメント

  1. シブさん
    とても楽しかったです!また要所要所でアドバイス下さりとても勉強になりました!有難うございました!
    メンタルも歩きもまだまだあれですが、また宜しくお願い致します!

  2. 37さんお疲れ様でした♪
    地形図とトポを読みながらの遡行は達成感も増し増しだったでしょうね!投稿読んで私までワクワクしました。私はいつも後ろをついて行く人です(ノД`)読図力、登攀力、歩力、危機管理能力、ロープワーク…色んな力いるなぁ〜沢登り…奥が深いですね。

    • 読んでくださり有難うございました!
      ちゃんと頑張ってルーファイをしたつもりでしたが、全くちゃんとしておりませんでした…最近は地図を持っていても困ると地図アプリに頼ってしまっておりました…
      久しぶりに地図だけでしたが、冒険感が増しとても楽しかったです!!

  3. さっそくレポ有難う!
    予定外のところに詰めてしまうのは、沢登りあるあるの一つで、それはそれでとても面白かったですね─。
    もっともっと沢に行けば、嫌らしい高巻きや下山もスムーズに足が動くようになります😄。場数!!