今回はカズレーサーさんとjukuさんとセトキチの3名で寒波後の大日キレットへ。
朝は630からヘッデンスタート。長めの林道を歩いて橋のたもとから入渓。沢沿いを歩くもなかなかの積雪。巻き道を選択するも積雪のせいでやたらと時間がかかる。途中から谷の中を溯行することに。雪の積もった岩に足を乗せるのはなかなかの恐怖。雪の下の岩のかたちが見えないので。リードのカズレーサーさんが慎重にルーファイしながら的確に進む。
沢中はあちこちで水が凍っていて自然の造形は本当に美しい。でもそれだけにドボンの恐怖もスゴい。ドボンしたら溯行は終了と決めていたので注意深く進む。
谷の溯行は無事終了。この後は大日キレットの基部まで急登を詰める。リードはスタートからずっとカズレーサーさん。この急登もラッセルしながらリード。どんだけパワーあるんだ!?そしてようやく基部に到達。
さぁいよいよ核心の大日キレットへ。これまでの急登からさらに斜度が上がる。これは…💦凡人のいくところじゃない…😓そんな中、相変わらずカズレーサーさんがラッセルリード。数歩進んでは一時停止を繰り返しながら結局最後までリード。スゴすぎる!
周りの景色は標高が上がるにつれて白い世界に。初めは見えていた木の茶色が最後は全て白色の世界に。エビのしっぽなんて生易しいものではなく木全体が雪に覆われ白い大木に…💦大日の岩壁も白と黒のモノトーンで凍てついた厳しさを感じさせる。
最後は登山道に到着。トレースを辿って気を抜けない大日トラバースに。無事突破して最後はくろもじ尾根から下山。ここもバリエーションのようでしたがピンクテープが整備されていました。でもちょいちょい分かりにくかった。
カズレーサーさんがリードで3人の足もなかなか早い方だと思いますが、それでも最後は林道に入ってから暗くなりヘッデン下山になりました。なかなかハードな山行でしたがキレットから振り返って見る景色は素晴らしく、強く印象に残りました。大峰は本当に面白い。