初級者、小山です。
余り溯行対象となることのない台高の武木川下部廊下を溯行してきました。
日時:’17年8月5日(土)
天気:曇り時々晴れ
メンバー:サッポロ一番さん、MYさん(会外)、小山
道路脇に駐車し、適当な所から川に降ります。集落に近い谷のため、人臭いですが、進んでいくと徐々に渓谷の雰囲気が濃くなってきます。水も綺麗です。
両岸は植林。これはしょうがないね。
時折出てくる小滝など、基本中央突破で進みます。
負けへんでえー!!
やがて両岸立ってきて、釜の先に6m滝。
これは登れるな、と判断し、泳いで取りつきシャワークライム。
水流は結構ありますが、その中にガバホールド何かもあり、丁寧に登れば何とかイケるな、とフリーで突破。後続を引き上げます。
ドシャワーで楽しい所ですネ!!
この滝を越えると、ゴルジュっぽい地形で、楽しく登れる滝に突っ込みまくります。
あらよっと!!
綺麗な渓相に心もなごみます。
3段7m滝も楽しく直登。
この滝を越えると、8mの滝が釜を従えてかかります。
直登出来ないか探ります。
イケそうですが、支点を取るには水流が幾分強く、仮に落ちた場合一旦岩に叩きつけられるため、無理はイカんな、でも遊びたい。ということで一旦左岸から巻いて、トップロープで3人とも登攀することにしました。
滝を攀じるサッポロ一番さん。
ドシャワーで耳に入った水が抜けないと仰るMYさん。
トップロープじゃないと怖いな…。
更に進んでいきます。綺麗な渓相が続きます。
「その先にホールドあるよ」と仰ってます。
やがて到着する、釜を従えた7m滝。泳いで取りつき直登!!
3人とも、すっかり夢中。
廊下を出る滝は、本日何度目かのドシャワーでございました。
途中岩のトンネルをくぐり、その先で昼食。ゆっくりペースでトップロープ登攀で遊んでましたが時間的にはかなり余裕あり、この手軽さもいいかも…。
今回は一眼を持ってきていたので、昼飯中にちょこっと撮影。
この上は樋状になっていて、溯ってよし、ウォータースライダーで楽しんでも良し!!
この上は河原で、木橋もありますが、もう少し進みます。平凡ですが、再び渓相が良くなり…
本日のハイライト、前衛の4m斜滝を従えた10m滝に到着です。
良い景観だったので、一眼出して撮影しました。
こりゃ素晴らしい…。
3人並んで記念撮影としゃれこみました。
最後は右岸側から上段滝直下まで行き、右岸を上に上がり、林道に出て溯行終了です。
下山は林道で楽々。体験山行や滝登攀講習に最適な沢ではないでしょうか。
オススメです。ただし水源地に近いので水を汚さないよう注意が必要です。
終始笑顔の溯行で満足いたしました。MYさん、そろそろ入会のご決断を…。
報告by小山
いつもながらすばらしい滝の写真。10ⅿ 滝の一眼の画像ですが、滝の下に流れ落ちた水の下に、肉眼では見えない異次元の世界があるようです(以前にも同じこと言ったかも?)。こんな美しい所に居たのだと改めて楽しく思われます。また、水線にこだわる小山さんのおかげで、シャワクラに滑り台まで満喫できました。
ところで、MYさん、そろそろ入会どうですか?わらじにカモーン( ^^)
サッポロ一番さん
どうもです。それにしても楽しかったですね!!
少しカメラのテクニカルな話をさせて頂きますと、肉眼だと避けて通れない、
光の屈折による色見の影響を避ける、レンズにつけるフィルターがあります。
それを通すと、光に影響されない、本来持っている色が浮かび上がってきます。
後はシャッターが開いている時間を長くすれば水の軌跡が綺麗に写しとれます。
一眼の滝撮影はホント久しぶりで、それも楽しかったです。
またご一緒しましょう!!