わらじの会会員3名で上多古川本谷(阿古滝谷)に行ってきました。
平成30年10月28日(晴れ)
メンバー(シブちゃん、A木さん、ツトムクルーズ)
急遽、会員のHSさんが来られなくなり、エキスパート2人とチャラオヤジの私とかなり凸凹なパーティーとなりました。(まあ、いいかー、インストラクターが二人いるようなもんやし、VIP待遇や、ポジティブ思考でいこう!)
本格的な紅葉には少し早かったけど、大峰の木々も少しずつ色付き始めていました。
入渓地点(矢納谷出会)からA木さんがリーダーで出発します。
A木さん、結構、積極的に水際を攻めてくれます。(夏場は泳ぎ大好きなんですが、この水温ではノーサンクスかな?)
大きな滝は、高巻いて行きます。(ロープを出して貰って、セカンド以降で登る安堵感。まるで飼い主にリースで繋がれてシッポをフリフリ得意げに散歩する子犬の心境です。わたくし、なんちゃってクライマー&沢登ラーに変身中)
と、とある高巻きから下降中のトラバース、この時はノーザイルだった。「無い、なんの手掛かりも無い!」急におかしげな動きに変わるツトムクルーズ。
ここで後ろから来るシブちゃんのワンポイントアドバイス。「雪山でやるようにキックステップやで~ガッツリ蹴り込んでや」
軽快に別ルートで追い越して下降して行き、水際でクライミング選手の様に肩甲骨ストレッチをするシブちゃんが下方にチラッと見える。
セミの様に斜面に張り付き震えるオッサン。
献身的なA木さんに助けて貰い、本日のアドレナリンの半分を消耗してしまう。
その後、スパーマリオカートのステージをクリアする様に楽しい遡行は続いて行く。
ここで出て来た小滝。左側、濡れなさそうだけど悪そうなので、ロープを出しながらA木さん、シャワークライミングで右側から攻める。(もちろん濡れる)「回収してみる?」とラストを私に譲り、シブちゃん2番手。寒いの嫌いなシブちゃん、シャワーを極力かわそうとらしくない動きに、OH NO~、あの動きは俺様が時々変身するC3POに似てるじゃあーりませんか。隙ありでコタキビーム(小滝のシャワー攻撃)をたらふく浴びる。
あたしゃ大量のコタキビームを浴びるシブちゃんの一部始終を下から見ていたのでビビッてしまい、一人、左側を登る。(大体、こういう時は、滑り落ちて滝の生贄となるのだが、何故が登れてしまう。濡れてな~い、鼻ピノキオ)
滝口で濡れネズミのシブちゃんの少し刺さる視線を感じた様な?(ボク泳いだ視線)
追記:コタキビームの破壊力は恐ろしく、ダメージをくらったシブちゃん、その後にも沢にINしたらしいです。(アッシは見てないが、シブちゃんのランチタイム自己申告より)
「ランチタイムまだかな~?」お昼少し前、この頃からツトムクルーズに異変が!
s40年式のメインエンジンの吹き上がりがおかしくなり、わたくしの超高性能のアンヨのショックアブソーバーが機能不全に…….皆様のご想像を私は決して裏切りません。そう、その通り、少しずつ遅れ始めます。気が付けばラストをIC回路に支障をきたしたC3POに成り下がりついていく私。
六字の滝(と勝手に思っている)を見に行ってランチタイム。「よーし、たっぷりとエネルギー補給や、その後、まったりするぜ!」と一人考え中の私。オニギリ2個を食べ終わって、たわいもない会話の後、シブちゃんSAYS「ほな、そろそろ帰りますか」「えー?いくら日が短くなったとはいえ、早過ぎとちゃいまっか?」(先ほど濡れネズミとなったシブちゃんは回遊魚と同じで常に動いてないとダメみたい)
鑑賞した滝を下降し、本谷から阿小滝を経由して帰りの登山道へ。ボロボロになりながら尾根道まで駆け上がったところで、またまた、シブちゃんのワンポイントアドバイス!「後は降りるだけやで~しっかりしいや」しかし、登山道といえども壊れたわたくしには超過酷。真ん中に挟んでもらうも、かなり先を行く優しいA木さん(ルーファイをするふりをして待っててくれてる?)真後ろに迫るシブちゃん。(テール・トゥー・ノーズ。シブちゃんオーラがしっかり後押ししてくれます。)
何度もスリップダウンを繰り返し、魂のクライムダウンもこなして、なんとか下山出来ました。最期の方は、頭の中で三味線の速弾きの音がリフレインしていた様な気がします。
シブちゃん、A木さん有難うございました。色々と学ぶことが多かったです。
大峰の自然に抱かれた、ちょびっとスパルタンな沢登りとなりました。懲りずにまたご一緒してくださいね~ツトムクルーズ~おわり。
最後から4枚目の写真が印象的です。
田さんコメントありがとうございます。
僕も見た時、変わった滝だなーと思いました。
「何か名前あるの?」てシブさんな聞いた時、「煙突の滝」みたいに言ってた様な気がします。
ツトムクルーズさん、HPデビューおめでとうございます!
初めてとは思えない慣れた感じのレポですね。
あのシャワクラした滝では、シャワクラを避けようとした結果、
誰よりもシャワーを受けてしまうことなってしまい凹みました。
>最後から四番目の滝は、煙突の滝です。
シブさん、お帰りなさい。
南台高の旅、天気、コンディション良かったみたいですね。
想像するとメッチャうらやましい、また、土産話聞かせて下さい。
ホームページ、初投稿だったのですが、シブさん、A木さんの写真、鎌田さんにも色々とお世話になり、なんとかアップ出来ました。
最初、写真がアップ出来なくて(5Mオーバーだった為)、ちょっと悩みました。
リサイズかけたら、少し小さくなり過ぎたと思っています。
また、少しずつ勉強します。
今回、投稿作業をしていて、自分の行った旅を振り返ることが出来、楽しみも✖2になった様な気がします。(入力がオッサンには大変なんですが…)
また、機会があれば投稿したいと思っています。
追記:寒くなるとビーム(シャワー)パワーアップしますね?!