2019年4月6日晴れ
メンバーわらじ会員2名(A木さん、KM2)
記録KM2
沢初めに、穏やかな陽気の中、大滝登攀を楽しんできました。
今年もたくさん大滝を登ろう、と気合を入れて、沢初めから大滝と向かい合うことにした。
銚子川林道に入ってすぐ、銚子川橋で橋の老朽化のため、行き止まりになっており、いきなり長い林道歩きが始まる。銚子川第二発電所まで約30分、そこから清五郎橋まで1時間の林道歩き、清五郎第二滝まで約30分の遡行で、暖かいを通り越してむしろ暑く、かなりヨレてしまい、こんな体力で大滝なんて登れるのだろうか、と、弱気になってしまった。大滝の傾斜も思ったより立っており、何より、デカイ。
1ピッチ目、リードA木さん。
滝右から登り始める。下から見ると易しそうな段々に見えたが、一段ごとのギャップが大きく、手がかりも少なく、フォローでも若干手こずった。
2ピッチ目、リードKM2。
左岸は最初快適なクラックで始まり、余裕かと思いきや、クラックは上に行くに従い、細く、怪しくなり、泥と草がその上を覆うようになる。
右手のカンテの薄いカチを頼りに、泥っぽいクラックに足をねじ込んで強引に登る。途中、どうやって打ったんだろうかという場所に残置ハーケンがあり、これは使用させてもらった。
最後はだいぶランナウトしてテラスまで。
非常に精神力を消耗するクライミングとなった。
3ピッチ目、リードA木さん。左岸から一度流れに入り、シャワーを浴びながら釜の前へ。釜の前の左岸側には細いスッキリしたクラックが入った壁があるのでここを直登。
大滝登攀らしい、清々しいピッチだった。
釜の奥は垂壁になっているので左岸から小さく巻き、いよいよ最後の4ピッチ目となる。リードはKM2。
トイ状の流れの手前にカムで支点をとり、流水の中にどシャワーで入り込む。
流れは見た目より強く、流れの中には足を置けない。
流れの付近はタワシで磨けばやや止まるので、足を信じてツルツルのトイ状の中を左側のクラック頼りにジワジワ進む。途中一度スリップしたが、自分で止まることができた。そのまま、右岸側を落ち口横まで登って完了。
落ち口付近でしばらく休憩し、A木さんの適切なナビのおかげで左岸から滝横のルンゼを降りることができ、余裕ある下山となった。
ようやく、A木&KM2さんの大滝シリーズ開幕ですね!
その第一弾は、不動谷・清五郎滝。
最後のピッチもシャワークラ直登で〆られた所がナイスでした。
これからの活躍楽しみにしています!!
シブさま
ありがとうございます!
冬の間はダラけてしまっていましたが、一本でも多くいい滝を目指せるよう、引き続き日々の練習も積み重ねます。