4月21日(日)曇りのち晴れ
メンバー
A木さん、小山さん、ツトムクルーズ
ハロー、エブリィワン。
リンリンリリン、リンリンリリンリン、リンリンリリン、アドレナリン! 〈リピート2回〉(みなさん合唱)
ウァーオ!
明日は 沢登りだから。
今日の晩酌、最後だよ。
足の震えを抑えつつ、俺はハンドル回したよ。
走る県道ナンバー006。
ワァーオ!ハロー!
春爛漫です。
鼻唄、全開です。
今回、リーダーのA木さんがチョイスしてくれた、須留ヶ峰の千葉渓谷に行って来ました。
最初は、八木川不動谷に行く計画でしたが、まだ残雪があるかも、寒いかも?との予想で、今回のこの遡行となりました。
アッシは、この山域が初めてで、ワクワク度マックス。
そして、まあ、3人で今期の沢の足慣らし、和気藹々と登って楽しめれば?との舐めた考えだったのですがいかに?
まずは、集合場所サイドの須留ヶ峰登山口近くから入渓しました。
思っていたよりも水量も豊富で、水温もあまり低くなく、これは楽しめそうだぞって感じでした。
今年の初沢登りの小山さん、去年ご一緒した時と同様に果敢に水際を攻めます。
チョイスしたおニューのフェルト底の沢ぐつと水際チャレンジャーのキャラクターがマッチし、まるで半魚人のようです。
A木さん、こちらはラバー底に手製の塩化ビニール製のワラジ、うーん、渋い!
そして、ツトムクルーズ。あまり、水に入りたくないのでラバー底セレクト。
本日のメンバーを考えると選択を間違えたような?
しばらく遡行し、横切る林道を越えた辺りに、出現した小滝。
小山さん、戦闘態勢。
リードでシャワークライムです。
「えーっ?まだ時期尚早やで」とツトムクルーズ。
見事に突破して行きます。
セカンド、A木さん。反対側から、あまり濡れずにサラリと通過。
残るオッサン、一人。
A木さんの様に右側から登れないので、まずはシャワーをくぐり左側に。
この時点でかなり水を浴びる。
ビビりながら何手か出すも、ラバーソールのせいか、とろくさいのか?つるりと滑り落ちて滝壺にドボン。
今年の初ミソギの洗礼を浴びました。
ネオプレーン系を着てなかったので、寒さにビビりました。
楽しく遡行し、現れた中滝。(ツトムクルーズの勝手なグレーディング)
下から見ると蓮爆になっているような?左右に曲がっててよく見えません。
「ここは巻いていきますか?」と意見一致。
巻き始めてすぐの事。
小山さんの動きに異変が!
「巻きは嫌いジャー。フェルトが滑るーぅ。」
俊敏な半魚人的な動きから、油ぎれのロボットの様な動きに。
そして、巻いても巻いても現れる滝に、かなりの高巻きを強要され、我々みんな、かなり消耗しました。
なんとかA木さんの先導で無事クリアー。
ここからは小山さんステージ、元気ハツラツな彼の後を追っ駆けて遡行、良さげな場所でランチタイム。
が、しかし、ザックを探りまくるツトムクルーズ。
「無いー、無い、弁当忘れたー、( ̄◇ ̄;)」
頭の中では、美味しく、パクパクとセブンイレブン製の小弁当&オニギリを食べてるアッシが連想されますが、それは夢のまた夢。
俺様の昼メシは、マイカーの中で腐る➕ing。
A木さん、小山さんの好意に甘え、カレーパンとオニギリを恵んで貰い、なんとか危機を凌ぐ事が出来ました。
「暖かいお心遣い、値千金の思し召し、本当に有難うございました」
ランチタイムの会話より。
小山さん呟く「やっぱり、沢登りはピークまで詰めての沢登りやなーぁ」
A木さん、いつもの笑顔。
ツトムクルーズ「やっぱり、そうですねー」
返事だけは、勇ましいが内心「うそー、後、何メーター山頂まであるの?傾斜キツイやろなー?エライこっちゃ」
こうして、小山さんの「男ならやるしか無い、行くぞー」の号令とともに、山頂を目指すこととなりました。
そのうち、沢の水も枯れて、傾斜もキツくなります。
この頃からA木さんを除く、2名がやたら高度を気にし始めます。
登っても登っても上がらない高度計&消耗する体力。
ツトムクルーズ、疲れマックス、小山さんもフェルト底の取り回しに苦労し疲れています。
唯一、A木さん。
水晶の含まれる石を見つけ、子供達のおみやげにとポケットにしまう優しさ。
いやー、感動しました。
わたくしは、少しでも軽量化したくて、なんか捨てれるものはないかと考えていた折、こんな仙人の様な人に導かれて登っているーぅ。
力がチョビッと湧いて来ました。(ほんまかいな?)
そして、ボロボロになりながら、イエローサブマリン3名、ピンポイントに山頂に浮上しました。(いやー、長かった)
あまり羨望は無かったけど、みんなで健闘を讃え合いました。
下山時、北側の尾根を下ったのですが、これが結構、傾斜がキツく、壊れかけの2名、カクカクとからくり人形の様な動きで、転倒を繰り返しながら、なんとか下山完了しました。
いやー、最初の予想を裏切り、結構、濃縮された山行となりました。
次回は、もう少し半魚人化して臨みますので、懲りずにお誘いくだされ〜!
皆様がた
いやあ、中々厳しい沢登りでしたね!!
連瀑帯、登れる感じの滝ではないように思えましたので捲きましたが、直登トライし、山頂まで
行っていたら恐らく日がとっぷり暮れていたと思いますデス
>小山さん
今回は、最初になめてかかってたので、シッペ返しをくらった感じです。
山頂への詰め、真夏だったら干からびて、百舌鳥の備蓄餌として、木の枝に刺されてた気がします。(オヤジは不味くて喰えず?)
次回も楽しみにしてます!
千葉渓谷、どこやねん?って感じでしたが、
勉強不足でした。
連滝帯を攻めたらもっと楽しめたんでしょうね。
>シブさん
兵庫県大屋町、仕事でもこの辺りを走ったことありませんでした。
でも、下山時に使った、尾根道の途中に廃墟になった神社があり、青木さんに聞くと昔、鉱山があったみたいです。
少しは栄えていたのかな?近くの村落には、自動販売機もあまりなかったのですが。
みなさんに沢登りライフ満喫させて貰ってます。
今シーズンもヨロシクお願いします!
いつも素敵な山行記録をニヤニヤしながら読んでます。
お疲れ様でした。
>KM2さん
ありがとうございます。
また、機会があればご一緒してくださいね。
最近、水際攻めてなかったので、ラバーソールに浮気してたのですが、ヌルヌルの小滝で滑り落ちて、フェルト靴に詫びを入れてます。(笑)