北山川二本の谷(大栃谷/黒瀬谷)

この週末の晴天の予報~(^0^)V。

25日(土)は単独で大栃谷、26日(日)は黒瀬谷にツトムクズーズさんと

行ってきました。

大栃谷っていうのは、上多古川や神之谷川が沢登りのフィールドとして

知られてますが、今回行ったのは、北山川支谷。

ある冬の日に国道から氷瀑が見えたんで気になっていました。

『大峰山脈の谷』にも紹介されています。

下部はこんな感じのゴルジュで小滝と淵を連ねます。

ただ、国道に掛かる橋桁付近は不法投棄物がゴロゴロしてるので、

興ざめ。ゴルジュを抜けると大規模伐採で谷はガレて、

更に興ざめ・・・。しかし、堪えて溯行していくと待ってました♪

 

 

連滝帯となり、気分上がったところで、

左岸枝谷に大滝が掛かっていました。

50mは、やはりありそうで、北面にあり、厳冬なら氷瀑に発達しそうです。

 

さてさて、後半もいい感じで滝が出てくれて、辺りは自然林で気持ち

良かったです。

 

 

で、翌日はツトムクルーズさんと、今度は北山川左岸の黒瀬谷へ。

こちらは台高の谷になります。

ゴルジュ出合に立ちかはだかる二段15m。大昔来た時はコージと行って、

ボルト打ちながら苦労して登った記憶があります。

今回は残置がしっかりあり、楽勝~と思いきや・・・残置の先でフリーズ。。。

結局、クライムダウンして、高巻くことに。

しかし、このゴルジュ、巻いたら最後です~~

壁が高くて、谷に復帰するのも大変。

「ああ。頑張って、あの滝登っておけば良かった」と後悔しても、

すでに手遅れ!

ようやく谷に戻って、小滝や淵を幾つかこなした先で、対面したのが、

この滝です。

以前は右側を人工交えて登ったはずですが・・。

滝登りでなく、高巻きに来たような溯行で、「勉強になりましたわ~」と

言ってくれたツトムクズーズさんの言葉に人柄を感じました。

次回はコージを引き込んで行きましょう!

 

 

 

 

 

 

 

About Author

5件のコメント

  1. >koyamaさん、KM2さん

    いや、ボルトはこれ以上打ち足す必要はないですよ。
    人工からフリーに移るところで決心がつかなくて、
    きっとコージなら余裕で登っていたはずです。

    それとですが、F1は従来ずっとボルト依存の人工登攀で突破されてきましたが、
    フリーで登ることも可能だと思いました。
    ただ、私たちレベルではダメです。初段以上を確実にオンサイトできる
    クライマーならできると思います。
    その内出てくるでしょう。

  2. 黒瀬谷、最初の15m滝が最重要なんすね。
    ボルト打ち…、中々難しい判断ですよね。

  3. 黒瀬谷、ボルト打ち足さないとF1から先に入るのは厳しい感じですかね。
    気になる谷だったのですが、ボルトを新たに打つのはやや躊躇われます。

  4. ツトムクルーズ

    いやー本当に勉強になってます。
    何回か遡行について行ってる間に、感じだけなんですが、踏み跡とか獣道とかを分かるようになりました。(オッサン進化中!)

    いつも、登攀フル装備して登るシブちゃん、アッシにはもののけ姫の主人公の様に見えてしまうのですが…..(失礼)
    あの装備だと、わたくしは半日ももちません。

    沢登り、良いシーズンに入りましたね。
    これからも、ヨロシクお願いします!