2019年6月2日(日)
メンバー: シブ&コージ、ツトムクルーズ、N詰、なかっちゃん、ねあん
令和に入って、虫の飼育で休みなし状態が続いていたのが、ようやく一息つけることに。シブ隊長が山行のメンバー募集をしているので、一か月ぶりの沢を楽しむことにした。
行先は神之谷川大栃谷。初めて聞く沢の名前。大台・大峰の沢を制覇してそうな、なかちゃんに聞いてみても、初めていく流域ということで、どんなとこだろう、しょぼかったらヤダね~とか言いながら林道終点へ。もちろん、二人とも下調べなんてヤボなことはしていない。沢はあんまりきれいではないけど、結構登れて楽しいな、と遡行していく。やがて大きな滝が立ちふさがるので、少し戻って右岸から大きく巻く。巻き終わると再び大きな滝が見える。面倒なので、一緒に巻いてしまいたいと思ったけど、さっさと沢に降り立ったシブ隊長から面白いから降りて来いと声がかかる。滝に掛かったワイヤーや流木を使って意外にゴルジュを進むことが出来て楽しい。
さすがに出口の滝は手の施しようがない。
ここは、右岸の側壁を登って抜ける。この側壁、ぱっと見た目は簡単そうだけど、地味にいやらしく、トップで行かなくてよかったw、って感じだった。
上流の二股は右岸の沢がゴルジュになっている。中に入ってみるけど、出口の滝が厳しい。シブ隊長は行きたがってたけど、ビレイヤーが寒くて低体温症になりかねないので、さっさと戻って高巻く。上流部の多段の滝は左岸を直登して抜けようと思ったけど、登るの下手な身としては、なんとなく嫌な感じだったので、後続に滝の途中で右岸へトラバースしてもらう。落ちたらやばそうなので、一応ザイル張ってもらう。その先は快適に直登できた。左岸側はルンゼっぽくなっていたので、頑張って登らなくて良かったかも。
この先は最後まで滝登りの連続。飽きるほど登って稜線へ。楽しいので沢は最後まで詰めましょう。白髭岳からモノレールのある尾根に出て下山。令和初の沢はなかなか手ごたえがあって楽しめた。
禰庵 (ねあん)
私は二度目でしたが、前回巻いた所をシャワクラしたり、
尾根に逃げた所を、きっちり詰めたら稜線に出る直前まで
引っ切り無しに滝が続いたりで、一度目以上に愉しく溯行
できました。