もう秋…。
有名だが行ったことの無かった白倉又谷に出かけました。
日時:’20/9/27(日)、天気:曇り後少し晴れ
メンバー:MYさん、小山
筏場に駐車し、林道を歩く。
やがて未舗装となり、林道終点から入渓。盛夏は過ぎて久しく、やはりチベタイ…。
大釜を持つ末広がり10m。右岸リッジを少し登った所から撮影。
スタンスどうしても見つからず(のっぺり)、すぐ下右岸のルンゼを登った。
途中までは簡単、上部は渋い登り。
上部から残置ロープが垂れていたが、正直心許ない。
が、使うしかないので、エイヤッと登り切る。
すぐに15m。美しい滝だ。
巻きは右岸から行ったが、少し下がった左岸のガリーを登り、
そこから樹林帯を抜けたほうが良いように思えた。
上部から次のゴルジュが始まるが…。
ルート100の記載
・左岸から出会う3段20m滝は「白倉又谷」と書いてあるが、誤りです。
・ゴルジュは、岩棚を伝い、途中で左岸に転じて巻くことになっていますが、
どこをどう見ても左岸トラバースは出来ると思えず。川崎さんの「秘瀑」にも右岸巻き、と
記載ありますが、どう見ても右岸巻きです。
その右岸巻き。前半はかなり渋い巻き。ここまでの巻きは久しぶりで、恐怖を感じる。
木の根も張り出しているが、腐った物も混じっており、注意が必要。全5ピッチ。
これを超えれば悪場はない。岩の下を楽しく潜る。
10cmぐらい上に上げておきました、と申しております。
やがて湧水帯。昼飯食べながらうまい水を頂く。
そして白倉又谷本谷出合の滝。非常に美しい。
少し戻った左岸側ルンゼから巻くと、ドドーンと大滝(2段)登場。
30m、と言われているが、もっとあるように思える(少なくとも40m)。
フィナーレに相応しく、感動しきり。
下山は、湧水帯まで戻り、登山道を使い、林道に到着。
典型的な「巻き沢」で、登れる滝がほぼ無いのが残念ですが、滝を見に行くだけでも
十二分に価値はあります。
報告 by 小山