平日休み組みに声を掛けて、熊野川・下地谷へ!
明け方まで雨が降り続いていましたが、南紀方面の回復は早く、日差しを浴びての溯行となりました。
メンバーは、came back! ツトムクルーズさんと新人のmihoりん、そしてシブ&コージの四名。
道の駅・奥熊野ほんぐうに集結し、目的の谷に向かいます。更に国道168号を南下し、三和大橋で対岸の道へ。
集落手前のスペースに駐車し出発します。
下地谷右岸に舗装道が続いており、それを大堰堤まで歩きます。
大堰堤から、さあっ!入渓~~♪
最初はゴーロが続きます。
しかし、両岸には大スラブの側壁が聳え立ち、期待に胸を時めかしていると・・・さっそく~♡
15mのスラブ滝の登場。
左サイトのズルスルスラブを登って、抜け口へ。
ダイレクトに頭に立つのは気持ちいいですね。
15mの上は別天地!!天国への階段、数百メートルに渡りナメが続きます。
皆さん、歓声の連続~。
この谷は、緊張と弛緩のメリハリが効いてます。
両岸壁は迫ったところに15mの登場。右サイドをコージのリードで登ります。
人工交じりの登攀となり、なかなか濃厚。新人のmihoりんも奮闘!!
ゴーロを駆け上っていくと、やがて目の前に、大スラブが展開します。
大スラブには二条の滝、いえ、それぞれ別の谷から流れ入るものです。更に左岸には枝沢
が入ります。両岸は無論、スラブの側壁。
右岸を高巻いていくと、更に谷はすり鉢状にナメが続きます。
両岸にはスラブの大岩壁が広がり、熊野川を見下ろせます。この展開は圧巻!!
二つ隣りの立間戸谷よりスケールは小さいが、悪さではこの谷の方に軍配が上がるような気がします。
左岸のリッジから巻くと、いよいよフィナーレへ。
源流の15mを直登するも、この谷は手綱を緩めることなく、滝を続けます。
そして、最後の最後には和気の森直下の岩壁群が行手を阻みます。
獣の臭覚を効かせて、上手にルーファイすれば、鞍部に登り出ることができるはず。
和気の森(806m)は三角点もあるピークにて。
下山は南西尾根、下地谷左岸尾根を出合へ下ります。
私は以前ハイキングに来たことあり熟知してましたが、いきなりだと読図要です。
痩せ尾根を下っていくと、素敵な展望ポイントがありますよ。
またもや、新人のmihoりんには厳しい山行となりましたが、
ニコニコしながら登って来てくれるんで、将来有望ですね~。
ツトムクルーズさんのcoolなフォローも、いつもながら感謝しています~♪