黒部・柳又谷上流部(源頭〜二俣)

10月11〜13日で、黒部・柳又谷に行ってきた。私たちにとって4度目の柳又谷。今回は源頭から下るルートで迫ることにした。

あちこちの山で初冠雪の知らせを聞き、沢シーズンも終わりを告げようとする10月は、雪国の谷を狙う最後の、そして最大のチャンス。白馬岳も雪が積もったが、寒気が緩むと、たちまち融雪する。10日以降、移動性高気圧が日本列島に張り出すとの天気予報を聞いて、11日以降続く晴天の機会を柳又谷源流溯行に充てることにした。

まず、猿倉から白馬岳を目指す。所謂、“大雪渓コース”。秋道だったので、雪渓の脇をほとんど歩いた。最後に横断するが、アイスバーンになっているし、クレバス開いてたんでアイゼンなしでは、なかなかデンジャラスだった。杓子岳からは強風の影響からか、大規模な崩落があって、怖かった。

ゆ、雪が。

寒気緩むと、聞いていたが結構寒い。雪渓のせいかと思ったが、沢の水が凍ってる。しかも、登るに従い強風となり、本当に吹き飛ばされそうに。ガスかな?と、思ったら、雪が降ってた。

 

鞍部から眺める柳又谷源流は扇状に草原が広がり、地上の楽園(寒くなければの話だが)。旭岳の岩壁を左手に眺めながら、どんどん下っていくと、鉢ヶ岳が向こうに見える。ハイマツの深い緑とナナカマド?の紅葉が映える。下っていくと、素敵なキャンプサイトがあった。

曇ったお陰で思ったほど朝は冷えなかった(それでも氷点下)。日が差すまでテントの中で待ち、2日目は9時前に出発。源流を下り、クラガリ峡にできるだけ迫る。

新作滝。

最初はルンルン沢歩きだったが、突然、壁が現れ、谷は急降下する。しかしまだ壁はそれ程大きくなく、巻き下ることができた。やがて連滝となり巻き下ると、そこが二又だった。左には長池への支流を分け、本谷には新作滝が掛かる。上ノ廊下、クラガリ峡の地獄の底から這い上がった所に掛かる滝。

 

 

3日目の朝は結構冷え込んだ。8時前に撤収し、猿倉への下山。コージの提案?というか、お願いで鑓ケ岳まで縦走し、白馬鑓温泉ルートで下山することにした。これがなかなか長くて。。

 

鑓温泉にて。

温泉小屋はすでに解体されていたが、温泉は入れるようで、それ狙いで来ている登山者もいるようだった。

二泊三日の柳又谷源流紀行は、地上の楽園と言うべき源頭をベースに、地獄と喩えられるクラガリ峡を覗くコース。体力はいるが、内容は癒し山行だった。

Click to rate this post!
[Total: 7 Average: 5]

About Author

2件のコメント

  1. ノストラカマス

    鑓温泉の湯加減は どないでした?

    • 二人とも浸かってないです。コージは顔を洗い、私は見ていただけ。男性の方気持ち良さそうに浸かってましたよ。