播磨の滝巡り

兵庫県のマイナーと思われる滝を巡ってきました

紀伊半島の滝と比べるとスケールは劣るものの、違った良さがあると再確認

一日に三本くらい頑張れば落とせそうなくらいで、近距離に結構まとまってるのが良いですね

6/10 KAWAc 会外1 水量 少ない

まずは朝一、扁妙の滝を目指す。駐車場に着き、さー行くぞと思えば滝周辺でのアイス、ロッククライミング等を禁止しますの看板が

なんと、ここまで滝に特化した注意書きがあるとは

流石にここまで書かれていては行けないので、今回一番メジャーと思われた滝はパス

お近くの太田の滝を目指す。こちらはダムからすぐそばで、放水していると大水量なのかもしれない

整備されたアプローチ道を進み

看板がある。しかしここからでは全然滝が見えない。奥へ進んでいくと、太田の滝本体が

左右から登ればたぶん簡単。じゃんけんに勝ち、ど真ん中のちょっとしたリッジ状を選択

見た目より斜度もありなかなか楽しい。この水量でも結構シャワーだったので、水が多い時期に来るとかなり楽しそう

ロープスケールで40ちょい、前衛滝も含めて55mってとこだろう。ぬめり成分多めだったので、タワシでごしごしこすろう

ここまで来たら、せっかくなのですぐ上のダム見学と、下の町で関西では珍しいダムカレーを食べていくのをお勧めする。次の滝のアプローチ途中に全部あるので無駄もない

お次は足尾の滝へ。こいつも立派な遊歩道がある

こいつも結構御立派。しかし見た目かなり悪そう。。。スラブ成分多め、明らかに逆層、明らかにぬめぬめ。落ち口なんてオーバーハングというかルーフになってるし

取り付くのに待ったをかけ、上から懸垂で偵察

う~む。やはりぶったっているし、予想通りぬめぬめ。ただ、意外にプロテクションも取れそうで、ギリギリ繋がっているような感じとパートナー曰く

心が強くてぬめりがもう少しましなら行けそう。まぁまた今度ですね。誰かのチャレンジをお待ちしてます

懸垂したところ、50mいっぱいにはならない感じで登れそう

ちょっと昼寝して、時間もあるのでさらに次の滝へ。こいつもお近く、新田不動の滝

雄滝、雌滝の二つで、両方100m近くの大滝らしい

まずは雌滝。こいつはなんとかなりそう。スラブ部分はどうにもならないだろうが

前衛滝含めなくて、本体だけならたぶん50mないくらい

続いて雄滝。見た瞬間こいつはあかん滝だと直感。どうにもなりませんわという感じ。中間まで行けば上部は楽か?

懸垂してチェックした結果、上部も結構終わっていることが判明。僕的にはフリーは全然無理

リスとかは結構あったので、人工連打ならなんとかなるかも

こいつもロープは50mいっぱいくらいで足りる感じだ。前後含めて100m近くかな

初めて知る滝ばかりだったが、こういうのも結構楽しいものだ。後で気づいたが、この日登ったのはこちらだけ

じゃんけんとはいえ、相方には悪いことをした。次回は思いっきり悪いとこに突っ込んで欲しい

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4件のコメント

  1. 結構、大きな滝があるんですね、播磨って。
    でも、どれも黒ヌメリ系で、悪そう。

    • 僕は兵庫に滝なんてないよーと思っていたので、意外でした
      それこそ大きい滝なんて天滝くらいじゃないの?と思っていたので
      今年が特にぬめるのだとは思いますが、水量が少ないので、ある程度のぬめりは覚悟していかないといけないでしょうね

      • Shibuさん、KAWAcさん
        兵庫の滝は、かなり巡ってきましたので、言わせて頂きますと…。結構滝の宝庫ですよ。
        播磨だと、姫路の僧屋敷の滝(40m)や羊ケ滝(70m)があります。足尾滝は30mと言われています。
        兵庫県全体に範囲を広げれば、荒滝(30m)、瀞川滝(55m)、霧ケ滝(65m)などがあります。
        霧ケ滝渓谷は、少ないですが溯行対象にも一応なっているようです(霧ケ滝登攀の記録はない)。
        因みに、知る人ぞ知る大滝として、香美町に佐坊八反の滝があり、正真正銘八反(88m)あるとのこと。
        人によれば100m以上とも…。天滝と違い超マイナー滝ですから、通報されたりはしないかと…。

        • おぉ、凄い!!知らない名前がこんなに(笑)
          こいつはまだまだ巡らないといけないですね~
          しかしこいつを全部撮影されてきたとは凄い。今度見せてもらいたいです