【日程】 2013年3月29日(金)
【メンバー】 シブ&コージ
【場所】 大峰(概念的には南紀というより大峰に分類したい)北山川・竹原谷
骨置(こうず)神社脇に車を停めて、林道終点まで30分ほどトコトコと歩きます。こうした林道歩きはウォーミングアップには丁度いい感じ♪薄曇りの天気ですが、歩いている内に軽く汗をかきます。
終点に着くとさっそく入谷。三段の滝を直登すると、細長い淵の先にトユ状滝が掛かるので、ここは右岸を巻き上がることにします。巻き上がると、右岸から滝を掛ける枝谷が入ってきました。
45mの大滝
小滝を何となく通り過ぎると、15mの滝が現れて、これは右岸を巻きます。その上の連滝を登って行くと、45mの大滝が現れます。ここは右岸から巻き始め、バンドをトラバースすると、ばっちし滝の頭に出ることができました。このバンド、狭いので、大きな人が通るにはしんどいかも・・・?
大滝上の滝たちも直登やトラバースでこなしていきます。今日は曇りですが、気温が高いので、釜にもジャバジャバ浸かって行くことができました。冷たさに水を厭わなければならないのは、やはり面白さ半減ですよね!
ひとしきり滝場を終え、河原となった谷を進んでいくと、今度は、40mの大滝が現れました。
この大滝は最初のより幾分高さは低いようですが、しかし左岸に広く岩壁を伸ばしていて、スケール感では、こちらの方が勝る感じがします。左手の側壁は直登もできそうな感じですが、無理をせず、右岸を巻くことにしました。
この滝の巻きも、ある程度高度を見計らってから滝側へとトラバースして行くと、、セオリー通りに美味しいバンドが御座います。このバンドを滝身へと辿っていくと、頭に出る直前は、露岩を攀じるので高度感があって、気持ちが良いです!
大滝上は、しばらく退屈なゴーロが続きます。両側も稜線も近くなって源流部に入ったようです。しかし、隣りの樫原谷とは違い、ここからまた滝場が始まります。二又は、行く手に滝の見える右又を取ることにしました。
右又は、三段の滝を皮切りに、再び連滝帯に入ります。ボルダームーブでハングを越えたり、バランシーなスラブで直登を楽しむこともあれば、ブッシュを掴んでの沢臭い巻きなどで越えて行くこともあります。しかし、植林帯になり、倒木が谷間を埋めて鬱とおしくなったところで、左岸の尾根に這い上がることにしました。この尾根を登って稜線に出ました。
下山は不動峠へと伸びる稜線を782mピークまで東へと進みます。782mピークに出たら、今度は市老谷との間に位置する南東に伸びる尾根を辿ります。枝尾根が分岐してるので、思わず進んでしまいそうになりますが、地形をしっかり見ていれば迷うことはないはずです。最後は国道に出るので、駐車地まで少し戻りました。