越後三山 水無川・東不動沢

これから始まる雪国の谷シーズンの足慣らしにと、越後三山・水無川東不動沢に行ってきた。

【日程】2023年8月23日〜24日

【メンバー】シブ(記)、コージ(L)

アサラト妖精さんもメンバーに入っていたが、体調悪くドタキャン。うーん!残念。真沢やオツルミズ沢に劣らない位、充実した山行だった。

 

 

例年残る二又の雪渓の状態が悪く、左岸の草付きを3時間かけて高巻く。雪渓の状態次第で溯行グレードが豹変するのが、雪国の谷の特性だ。ようやく谷に復帰した40m上にご褒美のようなビバークサイトがあった。なけなしの薪を集めて焚き火を熾す。暮れゆく越後駒ヶ岳を眺めながらウィスキーを煽る。

翌朝、ゴルジュ内の連滝をラバーのフリクションを効かせて直登していく。やがて、水切れとなるが、地味に嫌らしい小滝でザイルを出すことも。詰めは藪こぎなく、五竜岳の西の肩に登りでた。

下山は鉱山道尾根で、デトノアイソメへ。大昔に使ったことがあるが、全くの藪の中で、何度も派生尾根に迷い込みそうになる。長岡で38度を記録したこの日、2人とも熱中症寸前だったが、デトノオオナデ沢の大滝に釜があるのを見付け、トラバースし水浴び。息を吹き返し、再び鉱山道尾根を下った。

About Author

2件のコメント

  1. いいね
    夫婦で山登りができるのは、計画も立てやすいし楽だね
    私の場合、嫁が指の事故で後遺症が残り、沢登りは無理になってしまった
    下山が真夜中になったことも何度かあり、よくついて来てくれたと思う
    普通の山旅なら行けるので、東北遠征頑張ります

    • パートナーが安定して確保できるのが、強味ですね。
      休みもお互い合せられる。とても恵まれていると思います。
      東北楽しんできて下さい!