2024年春の焚火山行 in 古座川小川源流

毎年、春と秋に開催している恒例の焚火山行。このGWは、清流で有名な南紀・古座川の源流・小川。

その小川の更に上流にある名のない支流を溯下降してきました。

参加表明してくれてたのは、ビッグレジェンドさん、がんちゃん、harakenさん、ゆーみん。しかし、

直前の山行でレジェンドさんとがんちゃんは怪我をしてしまいキャンセル。harakensanとゆーみん、シブ&コージという

コンパクトなメンバーでの山行となりました。

林道~尾根を歩き、目的の谷の源頭辺りから下降しますが、辺り一帯は伐採後で、羊歯の藪に覆われていました。

いきなり、これ💦。ガレた沢筋に降りても、倒木の山でしばらくは我慢の下降。

しかし、やがて、ちらほらナメが姿を現われて、期待に胸を膨らませます。

そして・・・待ってました~~😊

 

 

 

 

美しい連瀑帯が迎えてくれました🎶

記録がないだけに、ご褒美感いっぱい✨

しかし、それも束の間、長い河原歩きが続きました。石垣や小屋跡など眺めながら、ダラダラ歩いて行きます。お陰様で、想定タイムを大幅に短縮。。あっ!ようやく滝だ〜と思い降ったら、見たことある河原に飛び出ました。そう、3年前、1人で歩いた小川本流でした。

吊り橋を見上げ、しばらく本流を歩いたところに良い物件を見付けたので、重いザックを降ろします。大昔に住居があったんでしょうが、整地なしのキャンプ場。そうして、河原に降りて、ビールを冷やし、お米を洗って、いざっ!薪集め💪。さあっ、これからが本番ですよ〜🔥

 

餃子に、スナップエンドウとベーコンの炒め物はビールによく合いますね😉。今回は、チーズダッカルビにチャレンジしてみました。ご飯担当のコージは、百点満点の炊きあがりでしたね😋

いつしか日も暮れ、深山幽谷に焚火が一つ、メラメラ燃えていました。

 

 

いつも誰より早いコージが先に起きて焚火を熾してくれます。そうして、コーヒーを飲みながら飯盒のご飯が炊きあがるのを待ちます。こんな時間も良いですね〜☺️

 

しばらく、本流を上流へ歩くとやがて左岸に枝沢が入ります。これが、溯行予定の枝谷。出合は暗く、両岸には植林が見え、がっかり😮‍💨あまり期待できないか??

昨日降った枝谷と同じく、ダラダラと蛇行を繰り返します。曲がる度に何か出ないか?何か出ないか?と、期待してみますが、行けども行けども河原ばかり。

 

1時間くらい歩いたでしょうか?これはハズレかも?と、思い始めた頃、両岸にいかにも悪そうな壁が立ち、廊下となります。そうして、ひときわ高まる水の音に胸をときめかします。ひときわ壁がたかくなり、谷が右に曲った先に、出ました♪淵の先に二段20m。可愛らしいナメくらいはきっと出てくるんだろいかと思ってましたが、散々裏切られた挙げ句のどんでん返し。

 

それから、ハッとさせられるような展開が待ってました。20mを高巻くと、今度は左に屈曲して突然大きな釜が現れます。エメラルドグリーンの心奪われそうな釜。そして、釜の先にはナメが掛かります。更にその先にはまたまた釜と滝を連ねているのが望見できました。さあ、ここをどう突破するのか😄?

 

美しいナメが更に続きます。いけどもいけども・・・。

目まぐるしい蛇行と、永遠に続くナメ、これが小川の特徴といえる渓相でしょうが、この枝谷もあますことなく、

その渓相を魅せてくれました。本当に美しい谷でしたね。

 

ナメが姿を消すと単調な河原が続きます。詰めもいよいよというところで、こんな看板を見付けました。

実は昨日、林道歩いている時にこんな看板を見てたんです。

 

 

古に思いを馳せるロマンがありますね。

 

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