白川又川から関西最高峰八経ヶ岳へ

8月17~18日、今回はRed Eyeさんとノブリンさんと私セトキチの3名で白川又川遡行から関西最高峰の八経ヶ岳へ一泊二日の行程。行者還トンネル東口→一ノタワ→三本栂→フジノトコで白川又入渓。尾根から白川又入渓まで少し手こずってアプローチに4時間ほど掛かってしまいました。

入渓後は透明度が高くひたすら碧い白川又を堪能。水量は少なく思えるも次から次に泳ぎのポイントが現れる。上流の水晶谷、火吹谷から湧き水が流れ込むのかとにかく冷たい!私は3㍉の厚手のウェットがちょうど良かったが体脂肪率6%のRed Eyeさんは((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル。

途中、火吹谷出合いで竿を出す。火吹谷を少し登った釜で竿を出すとすぐに大物あまごヒット!ビックリ嬉しい。ほかにRed Eyeさんノブリンさんも良型をゲットして先へ。

入渓が遅れたのに釣りまでやってしまったため、先を急ぐも結構な高巻きもあり当初予定していた泊地まで進むことを断念。ちょうど良い場所にテン泊跡を発見。比較的新しくならされた地面だったのでそこを泊地に決定。

2~3日前に渓谷探検家の大西良治さんが同じルートを辿っていたとの情報をRed Eyeさんが持っていて「これは間違いなく大西さんたちのもの」と少し興奮気味。新品の残置ハーケンもあり「これも大西さんの」と…。実際帰ってから大西さん本人にSNSで確認しまさにその通りでした…💦スゴい偶然。

その晩はRed Eyeさん、渾身のチキン祭り✨あらかじめ仕込んできたチキン1.5キロを3人で平らげました😅メチャクチャ美味しかった!あとノブリンさんのあまごメシ、じゃがりこポテサラなどなど。沢泊をたっぷり楽しんで就寝。

翌日は前日遅くなった分少し早めに出発。約2時間の遅れを取り戻すべくハイペースで進む。Red Eyeさん、熟睡効果かメチャクチャ早い。足がパンプしてる、よれてる、と言いながらまったくペース落ちず。ヨレヨレ詐欺?

白川又を詰上がりラスト八経ヶ岳までの直登約300m。傾斜のきついかなり立った直登。モンキークライムで根っこ、幹、枝を掴んで登る。ルーファイもかなり難しいと感じるもRed Eyeさんはピンポイントでピーク直下までたどり着く。最後の岩稜帯はフリーで登るもなかなかの高さ。クライミング経験なければまず登攀不可能でした。岩トレやっといて良かった…

八経ヶ岳のピークで写真を撮ってあとは下るだけ、のはずがもうひとつサプライズが待ってました。下山中に熊に遭遇。先頭のRed Eyeさんの前方10mくらいを子熊が横切り、Red Eyeさん威圧を目的に大いに叫ぶ。でも「かかってこいや~」は止めて欲しい…。予兆はありました。その手前の登山道上に熊の糞とおぼしき大きさの排泄物が3~4箇所落ちていたので鈴をならし始めてすぐでした…

今回は一泊二日、沢泊込みの山行でしたが、なかなか歯応えのあるルートを体験させてもらいました。また八経ヶ岳のピーク看板の後ろから詰上がれたことも貴重な体験でした。










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2件のコメント

  1. やっぱり沢屋に体脂肪は必須やね。
    ヘルメット忘れたのは内緒。

    • ありがとうございました!
      ヘルメット忘れの件はナイショですね😁了解しました!