絵馬小屋谷のゴルジュに感動

溯行日:2025.4.12
メンバー:カズレーサーさん、ジョイフルメドレーさん、日比丸さん、さくらの4名

遅くなりました。4月12日の報告です。
ゴルジュが特徴的と言われる絵馬小屋谷、私はひと月前にこの谷の事を教えてもらい、いつか見てみたいと思っていました。
今回こんなに早く願いが叶う事になり、感謝と期待に胸を膨らませて向かいました。

入渓し、まずは絵馬小屋谷(左)と野江股谷(右)の二俣を左へ、暫くは穏やかなゴーロを進んで行きます。

やがて切り立った岩壁の両側が高く切り立つ狭い廊下が現れました。行合と呼ぶ所だそうです。

中から狭い空を見上げたところ

向こう側に抜けて振り向いたところ

行合を抜けたらまた暫く穏やかな歩きです。
両側が自然林なので、春の日差しが差し込むと沢がとても明るい。

途中、左手側奥に支流からの滝が見えて寄り道しました。
観音滝と呼ばれており、滝の袂に観音様の像が在りました。
残念な事に、陶器で出来た観音様は真っ二つに割れていましたが、日比丸さんが上下離れ離れにならないよう手当てして安置してくれました。
ちょうどそのタイミングで陽の光が差し込んで、滝の水飛沫を輝かせ、幻想的な美しさを見る事が出来ました。
まさに観音様の滝だなぁ。。。

観音滝から本流に戻り、進むうちに両岸が立って来ました。

いよいよ今回の目玉、五カ所滝です。
釜は大きくて深いけれど、流れ込む滝じたいは右奥から屈曲して来ているらしく、先がよく見えません。
リーダーのカズレーザーさんの判断で今回は滝の奥から向こう側へ抜ける事になりました。

カズレーサーさんが先陣を切って見本を見せてくれます。
滝の裏まで来たら少し泳ぎ、さらに奥へ入ります。
今年の初泳ぎとなりました。

狭い煙突のような竪穴を上に上がるのですが
私はこれが苦手でひと苦労。
日比丸さんがお尻を押してくれたり、先に上がったカズレーサーさんがロープを出してくれたので、安心して抜ける事が出来ました。
yukiさんも日比丸さんもスイスイ上がって来ます。
私はもっと登攀の練習をしなくてはと、何度目かの心に誓う瞬間でした。

上がった先は、何だか異次元のような不思議な景色が広がっていました。
ただ滝の泳ぎで冷えた体を温めるためか、日比丸さんがその前で腹筋運動をしていた姿はかなりシュールでした。

長い長い年月をかけて水が岩を削って出来た地形に感動。

ひと通りゴルジュを堪能してから右岸をそのまま巻いて、上からゴルジュを眺めます。

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今日はここまでにして、あとは日当たりの良い穏やかな河原でお昼ご飯。

これも大好きな癒しの時間です。

そして帰りは五カ所滝を左岸から巻いて元の河原へ下降しました。

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夏にはあちこちで可愛いイワタバコの花を見られそう。

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行合まで戻って来てまた中を通ります。何度見ても感動してしまう。

今回も素晴らしい経験をさせていただきました。
カズレーサーさん、ジョイフルメドレーさん、日比丸さん、ありがとうございました。

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2件のコメント

  1. 筋トレしても体温上がらなかったです 笑
    エネルギー摂取大事。
    五カ所滝の地形は本当に独特でしたね。大昔は全く違った水の流れを想像させてくれる岩肌、水量がもっと多かったような気がします。

    • コメントありがとうございます(^^)
      沢で冷えると辛いですよね。でも最後は水に飛び込まれるくらいお元気で笑っちゃいました。
      素晴らしいゴルジュへの遡行、ご一緒出来て楽しかったです。ありがとうございました。