ナメラ谷は滑る谷でした〜

溯行日:2025.04.19

溯行メンバー:カズレーサーさん、ジョイフルメドレーさん、TKCさん、さくら、の5名。

報告が遅くなり、申し訳ありません。
この溯行は谷がようやく春らしい雰囲気になって来た頃でした。

入之波温泉を過ぎて少し進み、ダム湖にそそぐ本沢川の支流ナメラ谷。
いつも超パワフルなカズレーサーさん、午後から別予定が有るため溯行距離は短くても楽しめるナメラ谷へ。。。と企画してくださいました。

入渓はダム湖の方へ降りてから橋の下をくぐって行きます。

すぐに小滝が連続して出始めます。
気温は上昇して来ており、水を浴びても大丈夫そうです。
なるたけ水線で小滝を越えて行きます。

ボルダー技術向上が課題の私には、良い練習です。
時折りお助けロープで補助してもらいつつも、ひとつひとつクリアすることに満足感があり、楽しい溯行でした。
やがて現れた大きめの釜のある滝はヌルヌルに滑り、頼もしいカズレーサーさんがロープを出してリードしてくれました。
ビレイは5月から入会されたTKCさん。
2番手はジョイフルメドレーさん。
私がモタモタと登って行くと、先に登ったジョイフルメドレーさんがビレイをしてくれていました!普段とても優しいイメージの彼女、この時はカッコ良かったです。

打ち込まれたハーケンは相当強固だったようで、回収はTKCさん。

強く打ち込まれていなければ危険なのは当然ですが、足場の悪い場所でもあり、TKCさんでなければ回収は無理だったと思います。
皆さん逞しい☆
私は憧れの眼差しで見ておりました。
そしてここから先は渓相がガラッと変わりました。
正に名前通りのナメの沢です。
水量は少ないのですが、それはそれは良く滑る滑らかな滝が続きます。
踏み外したら、下まで全部落ちる滑り台のようです。
ひゃ~!一歩出すのも恐る恐るです(笑)
『沢ヤとは、滑る事と見つけたり♪』と

わらじの会の歌『わらじ哀歌』はまさに本質をついていますね。

ここでもカズレーサーさんは先頭をスルスルと登ります。
リードでロープを出していただき、2番手のジョイフルメドレーさんが丁寧な足取りで上がります。
次に私が無事に。。。と言いたかったのですが私は足を滑らせてしまい、1mほど落ちてしまいました。
ロープが有っても落ちる感覚は怖かったです。
最後尾で見守って下さっていたTKCさんの声掛けに励まされ、どうにか体勢を立て直して上がりきりました。
これでロープが無かったら?と思うと、リードする人の技術とメンタルには尊敬しかありません。
この日、私はもっとしっかりボルダリング技術を鍛えようと心に誓ったのでした。
そこから少しだけ溯行して時間オーバーです。
直ぐ横上に杣道の石垣が見えている所から脱渓。
皆さんにフォローしていただきながら、今回も楽しくて学びのある溯行となりました。
カズレーサーさん、ジョイフルメドレーさん、TKCさん、ありがとうございました。

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2件のコメント

  1. カズレーサー

    レポありがとうございます♪
    短い谷やったけど楽しめましたね。
    日々の努力はきっと沢にいかされます
    頑張ってください😁

    • 参加させていただき、リードとして安全確保もしていただき、感謝しています。
      ありがとうございました😊
      滑るのは本当に厄介ですが、技術を磨いて色々な沢を楽しめるようになりたいと思いました。