雪彦山マルチピッチ合宿

5月末にbigwall(大蛇嵓)を計画。その予行練習として雪彦山でマルチピッチ合宿を企画した。

 

まずは、5月11日(日)は、redeyeさんとシブ&コージの3名で三峰南東壁“友人登路”を登攀。

 

1P目、11.B。びしょ濡れ。。

 

 

 

 

 

翌日も滞在して登るつもりだったが、予報通りの雨で中止。

5月15日(木)、仕切り直しで再び雪彦山へ。三峰“ニッチモ”(10.D)、不行岳“サッチモ”(10.C)の継続登攀。メンバーはシブ&コージ。

 

 

“サッチモ”1P目。ここもまあまあ、ランナウト。

 

 

“ニッチモ”“サッチモ”は、最小限のボルトに抑えられ、ナチプロの確実なセット技術に加え、ルートファインディング能力が要求される。また、長いトラバースや脆い岩質を考慮したムーブの組み立ても必要で、グレードだけでないクライマーとしての総合力が問われるマルチピッチ・ルートだ。

しかし、大蛇嵓を経験した今から言うと、所詮、ゲレンデに過ぎない。大蛇嵓には終了点意外にはボルトはないし、もっと脆い。手付かずの岩壁を登る覚悟が必要だ。しかしまぁ、雪彦山でマルチやっといたことは、無駄ではなかった。(“ニッチモ”“サッチモ”は、お散歩レベル)。

結局、5月末に予定していた大蛇嵓は雨で延期。6月7~8日に再計画し、無事に完登することができた。redeyeさんと一緒に登れなかったのは残念だが、きっと彼ならいつでも登ことができるだろう。

 

 

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