1月23日、大峰南部・茶臼山に行ってきました。
ルートは登山地図にも記されている雨谷山経由ルートではなく、茶臼山の北東に伸びる、県界尾根。
以前、四ノ川本流を溯行した時、この尾根を下山に使う予定でしたが、ルーファイに手古摺りビバーク、翌日、細谷下降に切り替えて下山したという思い出があり、その時以来、ずっとこの尾根のことが心に引っかかっていました。
今回、細谷出合から尾根に取り付き、県界尾根を目指すことにしたのですが、いざ、取り付いてみると、予想に反して、尾根上には随所にテープや境界杭があって、ルーファイなしで、茶臼山山頂に辿り着くことができました。(四ノ川本流溯行時には、見付けることができなかったのですが・・・。)
とは言っても、複雑に派生する尾根に断続的に現れる壁は、ルーファイが難しく、テープがなければ、いきなり下山に使うのは、なかなか勇気がいると思います。
茶臼山への県界尾根は、野趣溢れる岩稜で、ダイナミックな尾根歩きを楽しむことができました。