東多古知谷 百間滝

またまた大滝入門である。なんか入門しか登ってなくない?という気がしないではないが、まだシーズン初めということで。。。

関西では簡単な滝として有名なここに沢始めや大滝始めの面々と

一部ではメット+はだし+全裸フリーソロの滝としての方が有名かもしれない

5/24 KAWAc 会外2 小雨 水量 普通

名神の大規模工事の渋滞におびえるが、しっぽにしか引っ掛からず10時にスタートできた

今日は大滝だけだしすぐ終わるだろうとお気楽

スカイラインの駐車場すぐ横に立派な登山道。下山時もこいつを利用。すぐ先の堤防より入渓

ちょろっと滝が出てくるが、あっという間に大滝へたどり着く

 

寝てるように見える
百間滝

下半分しか見えない

う~ん、寝ているようにしか見えない。階段状だし。噂には聞いていたが凄く簡単そうに見える滝だ

ザイルを付けて、真ん中右のクラック沿いに取り付いてみる。と、意外と最初が悪い

幸い、クラックにカムがバチぎきだったのでまとめてとり、安心してえいやっと乗りあがる

クラックやってる人ならジャミングでさらに楽勝なのだろう

今回はリンクカムとマイクロしか持ってきてなかったので、安定したとこからカムを回収

所々残置ハーケンもあり、クラックも続きプロテクションには不自由しない。そのままずりずりクラック沿いを上がっていく

すると芯だけのボルト×3に残置ハーケン×2のビレイ支点があるのでありがたく使わせてもらう

アイス用だろうか?滝以降の沢にも新しいボルトを見かけた

後続もずりずり上がってくる。滝の形的に写真写りも悪い。下までストーンと落ちていれば良い感じに撮れるのだが

悪いのは腕という話もあるがそれはどうしようもない

そのままつるべで2ピッチ目へ行ってもらう

出だしでちょっとホールドを探していたが、以降は順調にザイルが伸びる

立木にたどりつきビレイ解除の声

上部を登る。こいつも高度感なく、ただのナメ滝。下手したらナメにしか見えない。う~ん

なにはともあれ全員集合し、無事終わったことを喜ぶ。ぬめっている場所もあったが、最近のぼった紀伊半島の滝に比べればまし

ランニングも最後まで随所にとれ、快適に登れる滝ではないだろうか。ヒルもいなかったし。水量が多くてクラック沿いにじゃーじゃー水が流れてるときとかが面白いかも

この後はすぐに登山道で終了~と思っていたら、意外と傾斜の強い滝場が続く。普通なら楽しい区間っぽいのだが、消化試合感は否めない

背中に食い込んだギアと濡れたザイルが重い。。。

斜度が緩んできたころに登山道が横断し、ようやく終了。後は整備された道を一気に下山

途中大滝展望台があったが、木が邪魔で部分部分しか見えない。けどここから見ると結構良い感じかも。近くで見ていた時より迫力があった

ぼちぼち雪山シーズンも終わるし、そろそろもうちょっとでかい大滝へも向かってみたいものだ

About Author

4件のコメント

  1. 最近、大滝にハマッてる・・?

    入門としては中ノ滝や摺子谷左又大滝がお勧め。
    どちらも200mクラスです。
    残置なんか、抜いちゃう位な勢いでやってしまって下さい!

    • はまりましたね~やってみると凄く面白いなと気付きました
      ありがとうございます。中の滝は来週行くつもりです!
      摺子谷も今シーズン行ってみたいですね。シブさん達の記録がどこも出てくるので心強いことが多いです。
      残置は相方が良く抜いてますね(笑)七種滝も前衛のボロボロのは引っこ抜いてくれてました。

  2. あっ、「ボルト」って書いたぁる。あ、これは別にええんか。w

    お元気そうで何よりです。

    その滝、以前、登って、まぁ結局、草付みたいなブッシュだかなんだかのとこを這い上がったような記憶がございます。そんなことより、二人で登りに行ったのに、その滝登りだす前から はぐれてしまって、登り終わって、まだあとしばらく遡行してた間、相手がドコに居るか分からんかった、時々それっぽい足跡を目撃した… という記憶が鮮明に残っております。

    こんなこと書いてたら、誰かさんから糾弾されそうっすね。いいですよね。昔話ですし。

    説得力まったくないでしょうけど、ご安全に!

    • 残置情報はどんどん出しますよ!(笑)使わせてもらってますしね~

      ということは、滝はソロで登ったのですか?流石すぎますね。。。昔話は全てが許されます(?)
      ありがとうございます。安全登山でぼちぼちいきます~