6月2日(金)は、コージと野ノ平谷へ。
「野ノ平谷?! それどこやねん?」
題して、“それどこやねん”、もしくは、“再発見” シリーズ第三弾!!
野ノ平谷は、伊坪谷と水谷の間に入る、上多古川の左岸支谷のことなんですよ
(^0‐)。
実はまた行ったことのない矢納谷に、本当は行く予定だったが、
日差しなく寒かったので、勿体ない!・・ということで、
気になっていた野ノ平谷に変更。
大昔、わらじの大先輩のK崎さんらがトレースされています。
出合はムサイが、入ってみると、悪くないかも?!
巻けば簡単に済んじゃう滝も、敢えて直登する。
・・・如何に一つ一つの滝で遊ぶ(時間を掛けるか)か?
小規模の谷では、そんな感じです。
この滝は、コージのリードでシャワクラしましたが、
“これぞ滝登り!”的な面白さがありました。
『大峰の谷』で、恐らく8m美滝と書かれた滝。
先ほどの滝で、ズブ濡れになってしまったので、「もういいか」と巻きに逃げます。
一旦、ナメ滝など見られますが、再び両岸の壁が立ち、ゴルジュ状に。
前門となる、この7n滝は登れない感じで、草付きをトラバースで抜けます。
そして、ゴルジュ最奥には20m滝が。
頑張れば右側を登れそうです、まあまあ楽しめそうです。
・・・でも、巻いちゃいました(・。・)。
登れば、この谷の印象がもっと変わったはずです。
この上で二又。
『大峰・・』では、何故か、右又の記録しかありません。
・・・なので、本谷の左又に入ることにしました。
両岸の嵓も立派で「そろそろ何か出てきそうやな~」と思っていると、
この滝です。
そして、本谷最大の30m。
水量少ないですが、両岸の壁が立派で、風格ありました。
勿論、これは巻きましたよ。
両岸は、手も足も出ない30~50mの嵓。
谷通しに進めなければ、後退を余儀なくされます。
詰めは、入口にこのCS。
乗り越えれば、ぐっとルンゼ状に狭まった先に稜線が望めました。
小さな谷でしたが、野ノ平谷は、巨岩に岩壁・・・大峰の谷の道具立てをしっかり
取り揃えていました。
コージさん完全復活?ですね!(喜)
また機会があえばご一緒したいですネ!(^^)
正直まだ万全とはいきませんが、ぼちぼちと行きますよ。
個人的にはあの場所で登り直して、すっきりさせたいですね。
ボッカや下山に難ありで足手まといになるかも知れないですが、山行共に出来ればいいですね。
山域を俯瞰し、有名沢ではなく、周辺の沢にも目を向けてみる(違いますかね?)…。
その領域には中々いけそうもありません…。
凄いっす
10年以上も沢登りを続けていると、
皆が行っているような谷(ガイトブックやネットで検索して当たるような谷)には
大概、行っていることになります。
そうすると、古い記録を掘り起してみたり、
同じ谷のリピートに飽き足らないなら、
地形図を見て気になる谷を探ったり、そういう方向に走ることになりますね。