梅雨も明け、沢日和。
サッポロ一番さん、MYさん(会外)、小山の3名で台高の中ノ谷を溯行してきました。
日時:’17年7月23日(日)
天候:晴れ
駐車地に着き、準備を進めるが暑く、既に汗だく…。
入渓し、歩を進めていきます。
やがて出合う淵…。突っ込みます。水温も低くなく、気持ちの良い泳ぎ…。
やがて巨岩を縫って進んだ先に鎮座する大タイ滝。真ん中が直上出来そうな気もしますが、支点作れるかどうか微妙な感じ、ということで素直に右岸巻き。
ここも泳いで中央突破です。左岸側に覆いかぶさる岩にガバホールドもあり、楽しく直登。
七ツ釜ゴルジュに入ります。綺麗な渓相、基本的に片っ端から突っ込め、岩のフリクションも上々ですね!!
やがてナメ滝の上に、支流から入る大滝が見えてきます。
カッチョ良い滝デスネ…。
本流は斜滝(合計3つ)がかかります。
うーん、これは登れそうだな(下段は無理っぽいけど)、と判断し、左岸から1段上がり中段テラス(?)にアプローチ。
これは登れそう、とのことで上段はフリーで登攀。シャワクラを存分に楽しみました。
後続は一応ロープ確保。
この辺りが核心部なのでしょうかね?
やがて三壺滝へ。
ルート本には右岸から、と書いてあるが…?
MYさんの判断で、支点となる立木が豊富で、上手く巻けそうな左岸から巻くことに。
この判断、大正解。厳しい巻きではありませんでしたが、一応30mロープ出し、小山でリード(2ピッチ)。良い所に立ち木あり、支点作りながら突破。会心の巻き(?)でした。
後は平凡でした。右岸に小屋跡を見、溯行終了。下山は右岸の山径を伝います。
事前では、この下山がかなり難物、と聞いていたのでかなりビビリながら進みましたが、マジでヤバイ所にはロープが掛けてあり、今までの自身の経験から言えば許容範囲(?)の下山ルート。このままイケそうじゃね?と思った矢先…。
ロープが宙に浮いている箇所に到着。何をどうやっても足が地面に着かない(一度ロープに全てを預ける必要がある)。ヌンチャクでロープとハーネスを繋ぎ、意を決してジャンプ!!
これはマネしない方が賢明。ハッキリ言ってちびるレベルです…。
MYさんとサッポロ一番さんは巻いてから懸垂で突破。
最後は懸垂で林道に降り、無事下山しました。もう汗だく…。
楽しく溯行でき、満足いたしました。
さあ、次はどこへ行こうか…!!
報告 by 小山
躊躇せず釜を泳いだりシャワークライムで突破したり、真夏ならでは、の沢でたくさん遊べましたね。水線をあまり離れず溯行できたのも小山さんやMYさんのロープ出しのおかけです。
ところで、小滝の岩場は概ね足場のフリクション良好でしたが、コース上にはヌメっている箇所も結構あったので、フェルトソールからラバーソールの沢靴に履き替えてまだ慣れていない場合は要注意です(私は、今回フェルトで来てよかった、と思いました)。