日時: 2017年7月30日
隊員: 3人と1匹
学生時代の友人から、沢に行ってみたいとせがまれて、比良の八池谷へ行くことにする。しかし、待ち合わせの道の駅で、いきなり、犬を抱いて現れてくれて目が点に。
「えっ、もしかして犬連れて行くの?」
「真っ先に、玄関飛び出して行って、どうしても行きたがるから、連れてきちゃった、、、」
「けど、犬は沢登れないよ」
滝洞谷でのポチ救出作戦を懐かしく思い出す。猟犬でもちょっとした段差や斜面は登れなかったのだが、、、
「チョコちゃんは、ザックに入れていくから、、、いつも山についてくるときはそうしてるけど、、、」
チョコちゃん置いていくわけにもいかないので、仕方ないから連れて行くことにする。
沢の中でチョコちゃんは不安そうな目つきで大人しくザックの中に納まってる。
沢初めての二人はきちんとついてきてくれるので安心。なんの問題もなく大擂鉢に到着。休憩の際には、ザックの中で不安そうだったチョコちゃんも、元気におにぎりをおねだり。
七遍返しの滝ではザイルワークの実演のため、確保した上で登ってもらう(トップがノーザイルで登って上から確保)。雨天のため出発を遅らせたため、沢はここで終了。滝の手前の丸太橋まで下りて、登山道を探すことにする。
しかし、登山道がなかなか見つからない。かなり尾根を登り、登山者の話し声が聞こえると同時に登山道が見つかる。地形図よりも沢から離れたところに登山道が通っているようだ。こうして、汗をかきながら降りて行ったので、大擂鉢では体を冷やすために水泳&飛び込み大会。チョコちゃんも頑張って泳ぎました(泳がされました?)。
ただ、火照った人間の体にはちょうど良い沢の水温も、ザックの中に収まっていたチョコちゃんには冷たかったみたい。体が冷えてブルブル震えるので、震えが止まるまで抱きかかえながら下山。でも、飼い主に抱かれて安心した表情。下山後は、元気に走り回っていた。チョコちゃん、無事沢から戻れて良かったね。勿論、人間も大いに楽しんできました。
【投稿者: 禰庵 (ねあん)】
チョコちゃんは、冷たさで震えていたのではなく、恐怖で震えていたのかも?
頭ゴッツンコしないかハラハラしてたけど、ヘルメットあったら安心だワン!
犬用ヘルメット、ネット検索してみたらありました。小型犬用で小さいのですが、人間用並みとも思える結構いいお値段・・。ザックに入ったままでの溯行のようですが、倒木や岩をくぐる際の怪我防止にはなりそうです。